NPO法人滋賀県ウオーキング協会【イベント報告】
 
 
 



  水口曳山祭りに往こう
4月20日(日)  晴れ  83名
三雲駅~朝国~泉公民館~柏木小学校~北脇公民館~水口神社~野洲川内貴橋~川田神社~貴生川交差点~貴生川駅

 三雲駅前で受付です。今日は雨の心配もなさそうです。いつものように小網会長あいさつの後、コース説明があり、準備体操をし、集合写真を撮って出発しました。
 駅前の通りを少し歩き、坂を上がって東海道に入ります。泉公民館を通り、柏木コミュニティセンターで休憩です。その後、美富久酒造の前で二回目の休憩になりました。
 水口神社では曳山祭りが行われています。家族連れや若者
  など大勢の人で賑わっています。
ここが最終目的地なのでゆっくり祭りを鑑賞することができました。屋上に今流行のキャラクターや大谷選手の人形を載せた山鉾もあり、愛嬌のあるお祭りのようでした。幼児や小学生が大人に交じって太鼓を演奏していたのも、地域の伝統文化を継承していく上で大切なことだと感じました。
 昼食を採った後も観ている人が多かったようです。

 

  それぞれの写真をクリックすると拡大されます 

 
参加のみなさん 三雲駅で



美富久酒造の藏の前で


力を合わせて山鉾を引っ張る


祭りを盛り上げる色とりどりの飾り


子どもたちも祭りを盛り上げる


一役終え余裕で見物する若者


大勢の人で賑わう水口神社

   
美富久酒造の前で休憩



東海道を歩いて水口神社に向かう


今年流行のキャラクターが見える


先導役が山鉾を引っ張り本殿へ向かう


揃いのはっぴで山鉾を引っ張る


神社に集結した山鉾


大人に交じって子どもたちも太鼓を演奏

   ビューポイント

水口曳山祭り
 水口神社の例大祭である「水口まつり」の祭礼行事として、享保20年(1735年)初めて曳山が曳き出されました。
 今日では水口まつりと呼ばれ親しまれている.町内に現存する山鉾は16基あり、県下で最も多く、曳山の中で囃される水口囃子は変化に富んだ特殊性があり、一番の見どころは祭りの主役である16基の曳山です。「ヤマ」と呼ばれており、江戸時代から明治時代にかけて作られています。
 16基のうち14基が白木山、2基が塗り山で、その姿は社
  殿建築を思わせ、細部は彫刻が施されたヤマは見応えがあります。そのヤマが勇壮闊達なリズム「水口囃子」に合わせて町を巡行する様子は迫力があります。
 この曳山は「二層天四輪」という構造を持ち、白木の緻密な木組みや美しい彫刻が特徴です。屋上に「ダシ」と呼ばれる故事や言い伝え、その年の流行などにちなんだ人形を載せ「水口囃子」の軽快なリズムで巡行します。
 巡行している曳山は見応えがあり、方向転換の際は人力で回転させる様は迫力を感じます。


 長浜曳山祭りと北國街道を歩く
4月15日(日)    曇り時々雨後晴れ  56名
田村駅東口駅~田村神社~忍海神社~下坂氏館跡~良疇寺~平方天満宮~豊公園~曳山博物館~長浜駅

 最初、田村駅近くの田村神社に詣でた後、いくつかの神社の前を通り、「土豪」と呼ばれる村落領主の屋敷跡である下坂氏館跡を訪れました。雨が降ってきて傘をさしてのウオークとなりました。北陸本線の踏切を渡り、歩を進めると長浜大仏が見えてきました。豊公園の中に入り、昼食です。晴れてきたので満開の桜をバックに集合写真を撮りました。
 午後からは、長浜市内を巡ります。
    商店街から少し奥まった所に空に向けて伸びる高さ8mの日本一の竪型万華鏡博物館がありました。頂上部に色とりどりの羽根が付いていて、光が反射し、様々な色や模様を作り出してくれます。みなさん、興味深くハンドルを廻したりして見入っておられました。
 この後、長浜天満宮に行き、全国的にも珍しい子ども歌舞伎を鑑賞しました。

  それぞれの写真をクリックすると拡大されます

 
青空に向かって伸び伸び準備体操


長浜大仏が見える


参加のみなさん


桜のトンネルを抜ける


しだれ桜に見入る


長浜八幡宮で



子どもたちの熱演に拍手
   
田村神社


豊公園の中を歩く


満開の桜に感激


長浜城と桜のコラボ


万華鏡博物館を訪れる


子ども歌舞伎を鑑賞


練習してきた成果を発揮する子どもたち


  ビューポイント

田村神社
 田村麻呂の鬼退治の伝説にまつわる「厄よけの神」としても有名で、毎年2月18日を中心に3日間、神社の大祭が盛大に行われ、数十万人の人々で賑う。田村麻呂の鬼退治の伝説には、鏡岩の伝説が残されており、鏡岩は鈴鹿峠を三重県側に少し下ったところにある大岩(三重県指定天然記念物)。
 むかし、鈴鹿峠に一匹の鬼が住んでいて、峠を通る旅人の姿が鏡岩にうつるたびに捕らえて食べてしまいます。
 これを伝え聞いた坂上田村麻呂が鈴鹿へやってきて鬼を弓で射ると、矢を受けた鬼は岩の上にころがり落ちて息が絶え
   たということです。
 この日が2月18日だったので、田村神社の厄除祭は2月18日を中心に3日間行われ、厄除けの符として矢が用いられるようになったのだそうです。

長浜曳山祭り

 この祭りは日本三大山車祭りの一つに数えられ、長浜八幡宮で行われる神事や豪華な曳山巡行、子ども歌舞伎などが特徴。長浜曳山祭りは、1581年に豊臣秀吉が長浜城主の時に始めたと伝えられている。息子の誕生を祝って町民に砂金を配り、それを元に曳山が造られたことが起源とされている。


  琵琶湖一周健康ウオーキング2025①
4月13日(日) 小雨   137名
大津駅~北國橋~ブランチ大津京~唐崎駅前~穴太神社~生源寺~坂本観光案内所~坂本石積公園
~おごと温泉観光公園~北雄琴信号~仰木口信号~堅田駅


 今日は、2025年度第1回目の琵琶湖一周健康ウオーキングです。大津駅北口広場には、次々と参加のみなさんが集まっています。
 大津駅を下り、日赤の前を通り、長等、観音寺を越え、松山町のブランチ大津京で休憩の後、国道を自衛隊北まで歩きました。信号を左折し、次は、唐崎駅まで歩きます。唐崎駅正面の道を上がり、穴太地蔵堂から作り道に入ります
 穴太衆積みの盛安寺の前を通り、生源寺に到着です。
B・C班はこの近くで昼食です。
 A班は坂本駅近くの石積み公園で昼食になりました。
 当日は、日吉山王祭の花渡り式が行われ、稚児と甲冑武
者の行列が参道を練り歩いており、参加のみなさんも一部
   目にすることができました。
 この後、県道を歩いておごと温泉観光公園で休憩です。
国道に出て仰木口信号を左折し、堅田駅にゴールしました。
 途中、雨が降ったりのウオークでした。
 小学生の男の子も両親と一緒に堅田駅までゴールし、拍手で迎えられました。
参加のみなさんはお疲れさまでした。
 本日の模様は、BBC琵琶湖放送で4月26日(土)18時10分から15分と27日(日)の朝6時55分から7時に放映されます。琵琶湖一周健康ウオーキング2025②は「堅田駅~近江八幡駅23km」は堅田駅9時30分集合で実施します。多くの皆様の参加をお待ちしています。

  それぞれの写真をクリックすると拡大されます

 
準備体操 大津駅北口広場で


伊勢、三輪に次ぐ我が国最古の神社


穴太から坂本に続く作り道を歩く


数年前の山王祭の様子


数年前の山王祭の様子


数年前の山王祭の様子


比叡山坂本駅近くを歩く
   
参加のみなさん


光秀の陣太鼓、十一面観音立像のある盛安寺


最澄が誕生の時に使ったとされる古井戸


数年前の山王祭の様子


数年前の山王祭の様子


坂本石積の郷公園


おごと温泉観光公園


 ビューポイント
 
作り道
 かつては参拝者の宿などが軒を連ねていた「作り道」と呼ばれる町家の通りは今も古い町家が立ち並び、門前町の雰囲気を色濃く伝えている。
生源寺
 最澄の生誕地とされ、弟子の慈覚大師円仁が作った十一面観世音菩薩像が本尊。最澄の産湯に使用したという古井戸がある。
穴太衆積みの石垣
坂本では、延暦寺の里坊のみならず神社や古い民家の石塀
などに特異な石積みがみられる。
これは「穴太衆積み」と呼ばれ、坂本の大字「穴太」の一帯
  に古来より居住し、山門(比叡山)の土木営繕的な御用を勤めていた「穴太衆」の技術によるもので、これは、門前町の重要な景観要素になっており、特に日吉大社参道に並ぶ里坊地帯には美しい代表的な遺構が見いだせる。
 その特色は加工しない自然のままの石面を巧みに用いて石積みの面を構成し自然の美しさを保っている。
おごと温泉観光公園
 おごと温泉の上質な源泉を活用し、無料で楽しめる足湯をはじめ、おごと温泉周辺の観光案内や地元物産品の展示・販売、カフェ、レンタサイクルなどがある。公園内には緑の美しい芝生の上やベンンチに座って琵琶湖を一望できる休憩場所もあり、春に咲くお花畑も有名。


     大津なぎさウオーク(新しい湖畔の風景と桜の名所を訪ねて)
2025年4月8日(日)  晴れ  122名
大津駅~お祭り広場~なぎさ公園~由美浜~サンシャインビーチ~膳所城址公園~松原~石山駅

 好天気に恵まれ、気持ちの良い朝を迎えました。
 大津駅北口広場では、いつものように小網会長の挨拶に続き、大津駅長さんの話を聞いた後で、40回から100回完歩した方の表彰があり、記念のバッジやTシャツ、ウインドブレーカーが駅長より手渡され、参加のみなさんから大きな拍手をいただきました。準備体操をし、集合写真を撮って出発です。大津駅前の大通りを下り、お祭り広場に向かい、なぎさ公園を歩きます。休憩の時はミシガンが見えました。
 芝桜も
咲き始めています。
   由美浜にオープンした「ラーゴ」に立ち寄りました。近江八幡の店より規模は小さめですが、造りは似ています。しばらく休憩し湖岸を歩いて膳所城址公園で昼食になりました。桜は満開で大勢の人が弁当を広げ花見を楽しんでいます。我々も桜の下で一時間ゆっくりとお花見ができ、春爛漫の気分が味わえました。
 この後も湖岸を歩きます。途中、新入社員の方々が琵琶湖をバックに記念撮影をしていました。
 粟津晴嵐を通り石山駅に13時過ぎにゴールしました。
     
それぞれの写真をクリックすると拡大されます

 
準備体操 大津駅北口広場で


琵琶湖文化館の前を歩く


三上山(近江富士)が見える


なぎさ公園で休憩


一列になって歩く


芝桜が咲き始める


膳所城址公園に着く


お腹も心も満たされて


満開の桜を愛でる

   
参加のみなさん


なぎさ公園にに向かう


なぎさ公園で休憩


ミシガンが見える


湖畔を気持ちよく歩く


由美浜の新店舗「ラーゴ」を背に


どこで昼食にしようかな


一時間かけてお花見


粟津の湖岸を歩く

ビューポイント

サンシャインビーチ
 大津湖岸なぎさ公園の中で最も広く、「市民プラザ」から近江大橋へ広く長い砂浜が続く広場。裸足で砂浜を走り、水とたわむれ、市民の水辺としてなぎさ公園の良さを体験できる広場となっている。また、砂浜の背後には松並木が続き、白浜青松の風景が広がる。広場の背後には、レストランや姉妹友好都市の紹介コーナーを設けた「ヴユルツブルクハウス」や、市民プールが併設されている。
膳所・晴嵐の道
 
膳所城址公園から晴嵐までの湖岸沿いを緑でつなぐ遊歩
  道。湖に突き出た膳所城址公園や近江八景で有名な「粟津の晴嵐」など大津の歴史と景観が自然と一体になっており、いにしえに思いをはせ、時の流れに心をなごませる場となる。
「LAGO大津」
 3月24日、たねやの新店舗、LAGO大津(ラーゴおおつ)がオープン。洞窟のような見た目が特徴のメインエントランス。たくさんの提灯が印象的なショップ。壁面にはお菓子の木型が並んでいる。店舗を除くエリアを「琵琶湖の森」と名付け、琵琶湖の森では、苗木や小さな生き物たちをゆっくりと育みながら、稲木や水辺で里山を再現している。

海津大崎・観桜の道
4月6日(日) 曇り時々雨、後晴れ 44名
永原駅~大浦~二本松~海津大崎~マキノ

 永原駅から琵琶湖に向かう大浦川では、コクバンが魚を捕まえようとパタパタと音を立て飛び跳ねています。土手には黄色の水仙が咲いています。野球部と思われる中学生たちとすれ違い、あいさつを交わす光景がありました。
 大浦公園に着くと、テントが並び、もちやたこ焼き、焼き鳥等の店があり、参加のみなさんは楽しんで買い求めていました。この後、ずっと湖岸を歩きます。釣り人にも会いました。石畳の道をしばらく歩いた後、車道に出ます。雨がポツポツ降ってきました。合羽を着たり、傘をさしたりして歩きます。竹生島がずっと見えています。花見船も走っていて手を振る人もいます。桜はまだ蕾みから二分咲き程度です。
   途中、七分咲きの桜があり、カメラを構える人もいました。二本松を過ぎ、五つのトンネルを通った後、海津大崎に着きました。昨年と違って、土産物店はシャッターを下ろし、音楽も聞こえてこないので淋しい感じです。坂を上がり、大崎寺の近くで昼食です。高台からは、遊覧船やカヌーが良く見えます。一時前に出発し湖畔を歩きます。
 青空が見広がり、晴れてきました。途中、義経が隠れたという隠れ岩の前を通りました。色鮮やかなカヌーに出会います。マキノ町西浜を通り、魚の佃煮工房に立ち寄りました。
 多くの人が新鮮な鮎、モロコ、いさざ等を買い求めていました。しばらく歩いて湖のテラスで解散となりました。

  それぞれの写真をクリックすると拡大されます

 
参加のみなさん 永原駅の前で


波静かな湖岸を歩く


やっと見頃の桜を見つける


大崎寺近くで昼食


開花が待たれる桜の前を歩く


佃煮工房の近くに来る
   
草もちや焼き鳥を買い求める 大浦公園で


石畳は歩きにくい


これから五つのトンネルを歩く


湖岸から道路に上がる


義経の隠れ岩の前を通る


湖のテラスでのんびり琵琶湖を眺める


  ビューポイント

海津の街並み
 山が琵琶湖に迫り、湖岸沿いを西近江路が通るマキノ町の海津は、湖上水運と陸路を結ぶ交通の要衝でした。
 街道沿いにはかつての賑わいを伝える建物が残され、石積みや、街道と水辺を結ぶ辻子とよばれる細い通路が独特の景観を作り出している。
海津大崎

 「日本のさくら名所百選」にも選ばれている海津大崎の桜。樹齢80年を優に超える老桜から次世代へ引き継ぐ若木
   まで約800本のソメイヨシノがびわ湖岸約4kmに渡って続いている。また海津大崎はびわ湖随一の岩礁と湖の碧、遠くに竹生島が見える景勝地である。
義経の隠岩
 海津大崎の少し手前の湖岸にある。
 義経が兄の頼朝に追われる身となり、奥州平泉に逃れる時、この岩に隠れたといわれている。海津付近に上陸し、一時身を隠して北国へ逃れていったことを謡曲「安宅」の一節に謡われている 。


Copyright©2014- Shiga Walking Association All Rights Reserved
メール