NPO法人滋賀県ウオーキング協会【イベント報告】
 
 
 



  
小関越え・観桜の道
2024年3月31日(日)    晴れ 181名
大津駅~大津港~(疏水)~三井寺~小関越え~一燈園~毘沙門堂~洛東高校前~山科駅

  今日も好天気に恵まれウオーキング日和です。お花見ウオークとあって大津駅には大勢のウオーカーが集まりました。大津港から琵琶湖疏水べりを通り三井寺で休憩です。
 桜はまだ見頃を迎えていません。長等神社の前を通り過ぎ、小関町の住宅地を過ぎると人家が無くなり、急坂を登って行くと、地蔵堂がある小関峠です。休憩の後は
下りです。
 小関峠から車道と分かれて小路を下ります。第一竪抗が見えてきました。深さは約50mあります。ここから琵琶湖へ掘り進めたそうです。普門寺の先で、西大津バイパスの下を潜ります。藤尾学区です
山科疏水が目の前に見えています。。この後は疏水の桜を観て歩きます。
   白いモクレンやこぶしがあちこちで咲き、雪やなぎも見られました。満開の桜は少なかったですが、蕾みはかなり膨らみ数日で咲きそうな様子です。
 大勢の方がお花見をしている公園で昼食です。疏水船がトンネルに入ろうとしていました。手を振ると返してくれました。安朱橋付近は、黄色の菜の花が見事でした。
 
次は急な階段を上り、毘沙門堂です。新婚さんが記念写真を撮ってもらっています。今年もしだれ桜を見ることができました。次回の例会は4月4日(木)「観桜のオランダ堰堤を訪ねて19km南草津駅~草津駅」を南草津駅9時30分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。
 
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志村会長のあいさつ


参加のみなさん


琵琶湖疏水から三井寺へ


小関越えで山科へ


のんびりとランチタイム


階段を上って毘沙門堂へ


毘沙門堂を後に
 
準備体操


大津港には「湖の子」が停泊


長等神社の前を通る



山科疏水の桜を鑑賞


見事な菜の花畑


しだれ桜を鑑賞


橋の上から鑑賞

   ビューポイント

 小関越え
 京都市山科区四ノ宮鎌手町と大津市小関町の間の峠。平安時代に東海道・東山道が逢坂の関(大関)に対し、北陸道のみが通る小関越えは間接的な意味合いで小関とされたようである。
琵琶湖疏水
 琵琶湖の湖水を西側に隣接する京都市へ流すために、明治期に当時の最高技術を駆使して造成された水路(運河)で、大津市内にありながら疏水付近は、いわゆる飛地として京都市になっている。湖水は、日本初の営業用水力発電源となり、京都市電の前身である京都電気鉄道の電力を初め、水運や京都の産業全般に運用されて今日に至っている。

   毘沙門堂
 毘沙門堂は天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹である。ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることからこの名がある。
 創建は大宝3年文武天皇の勅願で僧行基によって開かれた
。当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺と言った。
 その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文5年(1665)、山科安朱の地に再建。後西天皇の皇子公井法親王が入寺してより門跡寺院となった。伝教大師が唐より将来された鎭将夜叉法という行法は、天台五箇大法のひとつとして当門跡だけに伝わる秘宝である。


 酒蔵巡り
2024年3月30日(土)    晴れ  75名
三雲駅~弘法杉~北島酒造~柑子袋まちづくりセンター~竹内酒造~石部駅

 朝から春の息吹を感じさせてくれるような天気です。
 今日はみなさん待望の酒蔵巡りです。搾りたての新酒が試飲できます。参加の皆さんはいつも以上に楽しそうです。既に限定酒や酒粕を予約されている方もいます。
 三雲駅を出発し旧東海道を歩きます。道中、庭のピンクの桜がきれいでした。土手やあぜ道には黄色のたんぽぽや水仙が咲き、土筆が芽を出しています。白や紫の蘭も所々で花を咲かせ春を身近に感じました。
    北島酒造では、試飲に長い列ができています。珍しい果物のリキュールもありました。酒粕を買い求める方もいます。
 近くの広場では湖南市の物産品の販売があり賑わっていました。
昼食は高台にあるあけぼの公園で摂りました。この日一番の満開の桜を愛で、また、鶯の鳴く声も聞けて話に花が咲きました。
 竹内酒造では、有料試飲コーナーもあり、色々な種類のお酒を味わっている方もおられました。

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受付  三雲駅で


入念に準備体操


のどかな街を歩く


特産品を買い求める


満開の桜の下でランチタイム


新緑の中を歩く


竹内酒造で新酒の試飲
   
澄んだ空気をいっぱい吸って



参加のみなさん



北島酒造で新酒を味わう


旧東海道の街を歩く


今日一番の桜に見入る


車に気を付けて


竹内酒造で新酒を買い求める


    ビューポイント

弘法杉
 旧東海道吉永の大砂川土手に古き年月を眺め聳え立つ1本の杉の木が立っている。およそ780年前に弘法大師が旅の途中に立ち寄られ食事の後、土手に突き刺された杉の箸が見事に芽が出て今日の大木杉に至るとのこと。
 数年前まで近くに住むおばあさんがお守りされていたが、近年弘法様の銅像も祀られ、21日の弘法様の命日には多くの人がお参りされるようになり、有志者が月2回の掃除と接待をしておられる。病気や願い事を聞いて下さるとの事で大阪や名古屋からもお客さんがお見えになる。
   東海道五十三次 石部宿 「針文五郎顕彰碑」より
 天保13年(1842)10月14日から16日、野洲、甲賀、栗太三郡の百姓が幕府の不法検地に対し蜂起した天保一揆である。この首謀者11人が最高裁の江戸送りとなる。
 針の文五郎は10万日検地日延べ書持参の罪であった。
一番駕籠は文五郎で道中3人が死亡し、江戸の白洲で8人が拷問にあいながら不法検地を訴え続けた。
 しかし全員獄死した。針の文五郎は人一倍正義感の強い指導的立場の精農家であった。                         天保14年4月18日死亡 行年50歳


   大津なぎさウオーク(桜開花を追って)
2024年3月26日(火)  雨  41名
大津駅~長等公園~三井寺~大津港~なぎさ公園~サンシャインビーチ~膳所城址公園~石山駅

  朝から雨模様。大津駅北口広場はいつもより参加される方は少なく静かです。志村会長の挨拶に続き、20回完歩された方に大津駅長さんよりバッジが授与され、みなさんから大きな拍手をいただきました。
 準備体操の後9時20分頃に傘をさして出発です。長等公園、長等神社を過ぎ、三井寺で休憩です。
 大津港から湖岸を歩きます。周囲の山は白く霞んでおり、琵琶湖は鉛色です。なぎさ公園はいつものように釣り人やサイクリングを楽しんでいる人は見かけません。ピンクの河津
  桜が我々の目を楽しませてくれました。
11時過ぎに膳所城址公園に着き、昼食です。雨なのでステージの上や東屋に入って食べました。鳩が寄ってきます。
子どもたちの遊ぶ姿が見えずいつもの光景とは違います。
 午後も粟津・晴嵐まで湖岸を歩き、石山駅に12時半頃にゴールしました。本日はお疲れ様でした。
 次回は、4月16日(火)に「春のびわ湖畔なぎさ歩き 大津駅~石山駅12km」を大津駅9時30分集合で実施します。皆様多数の参加をお待ちしています。

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準備体操    大津駅北口広場で



三井寺を出発


雨の中のウオーク


琵琶湖も霞んでいる


膳所城址公園を出発

   
長等公園を後にして


なぎさ公園を歩く


なぎさ公園の河津桜


膳所城址公園に到着


粟津の湖岸を歩く

    ビューポイント

サンシャインビーチ
 大津湖岸なぎさ公園の中で最も広く、「市民プラザ」から近江大橋へ広く長い砂浜が続く広場。裸足で砂浜を走り、水とたわむれ、市民の水辺としてなぎさ公園の良さを体験できる広場となっている。
 また、砂浜の背後には松並木が続き、白浜青松の風景が広がる。広場の背後には、レストランや姉妹友好都市の紹介コーナーを設けた「ヴユルツブルクハウス」や、市民プールが併設されている。
膳所・晴嵐の道
 
膳所城址公園から晴嵐までの湖岸沿いを緑でつなぐ遊歩道。
   湖に突き出た膳所城址公園や近江八景で有名な「粟津の晴嵐」など大津の歴史と景観が自然と一体になっており、い
にしえに思いをはせ、時の流れに心をなごませる場となる。


膳所の街並み
 京阪電鉄に並行している旧東海道の街並みは、家並みのほか曲折した小路を持っているなど、昔の面影を偲ぶことができ、特に旧武家屋敷跡の土塀などが今も残っている。
 縁心寺や膳所事件で犠牲者となって処刑された藩士11名のうちの数名が葬られている安祥寺など、町全体が歴史といえる。


          琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑬瀬田駅~大津駅 13km
2024年3月24日(日) 雨時々曇り  189名
瀬田駅~大萱公園~琵琶湖漕艇場~瀬田の唐橋~膳所城址公園~由美浜~なぎさ公園~大津駅

 朝から雨模様です。瀬田駅前で受付をした後、大萱公園に移動して、出発式をしました。滋賀県交通戦略課様の見送りを受けて9時45分に傘をさしてのスタートです。曇り空で山は霞み、いつもの青い琵琶湖は見えません。
 瀬田川では、ボートを漕ぐ人の姿がありました。
 A班は昼食を食べずに12時20分頃、B班は膳所城址公園で昼食を摂り、14時頃に大津駅に全員ゴールしました。
 参加された方の多くが年間完歩賞、多数回年間完歩賞を受賞されました。
また、交通戦略課様より全員に缶バッジの
  提供がありました。年間完歩された方には賞状及び副賞のキーホルダーが授与されました。また、3回完歩された方には「シニア賞」が、5回完歩された方には「マスター賞」が、10回完歩された方には「グランドマスター賞」がそれぞれ授与され、2023年度の琵琶湖一周健康ウオーキングは終了となりました。ご支援、ご協力ありがとうございました。4月からは、また新しく大津駅から琵琶湖一周健康ウオーキング2024がスタートします。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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本日のコース説明を聞く参加のみなさん



瀬田川でボートを漕ぐ若者



唐橋を歩く


なぎさ公園と噴水


大津駅にゴール
   
準備体操


瀬田の湖岸を歩く


河津桜の横を歩く


もうすぐゴール


完歩バッジやキーホルダーを受け取る

   ビューポイント

 「壬申の乱」の戦い
 最大の決戦地となった瀬田橋。東側の村国男依の軍が布陣。大友皇子率いる朝廷軍は橋の西で構えた。日本書紀によると、その軍の後が見えないほどの兵の数だったという。弓を構えた兵たちは一斉に矢を放ち、それらが雨のように落ちてきた。橋の中程の板をはずして敵を落とすという朝廷軍の仕掛けたわなは、一人の勇者、大分君稚臣(おおきだのきみわかみー大津皇子の従者)によって破られた。彼はわなを見破り、弓矢の中に突撃した。
 朝廷軍は総崩れになった。橋での決戦は村国男依(むらくにのおより)らの軍が朝廷軍を破り、大海人軍は瀬田川を渡り大津京へ向かう。
    大海人皇子の軍は粟津岡(あわずのおか)ー膳所に陣を置いた。現在、膳所神社がある場所は、天智天皇が御厨所(宮の食事を担当)と定めた所。
 大友軍は敗れ、山前(やまさき)へ敗走。大友皇子はここで自害する(25歳)。山前の場所は、三井寺前の長等山ではないかと考えられている。現在、大友皇子の陵がここにある。
 逃亡していた近江の重臣だった者たちは、次々と捕らえられ、8月25日の処罰発表を待った。
 重臣のうち8名が死刑。その一人が右大臣中臣金(なかとみのかね)だった。彼は大友皇子軍の中心にいて戦争の指示をしていたと思われる。


関ヶ原古戦場跡を訪ねて
2024年3月17日(日)    雨後曇り  82名
垂井駅~桃配山・徳川家康最初陣地~藤堂高虎京極高知陣跡~笹尾山石田三成陣跡~徳川家康後陣跡~関ヶ原駅

 受付の途中から雨が降り出し雨のかからない所で体操をして出発。しばらく垂井町の旧中山道を歩きます。
 平入りの商家に交じって江戸時代に創業した宿屋が残ってありました。宿場町には重要人物が宿泊した本陣・脇本陣があり、外敵にそなえ、町の東西の入口は枡形(ますがた)と呼ばれるクランク状に道が折られました。中山道に沿って平入りの町家が連なっています。明治維新後、ほとんどの旅籠(はたご)は商家や造り酒屋となりました。江戸から数えて57番目の宿場は、国道が旧市街を大きくそれたおかげで、昔ながらの町並みが残っています。
 樽井一里塚を見た後、家康の幟が立つ最初陣地の桃配山に上りました。ここは壬申の乱に勝利した大海人皇子が兵士に山桃を配ったと伝えられる縁起の良い地とされています。


   途中、黄色のろうばいも咲いていました。道端には土筆やふきのとうが芽を出しています。
 昼食は正面に池がある十九女池公園で摂りました。紅梅、白梅が咲いています。
 最後に、関ヶ原合戦決戦地を通った後、石田三成の陣跡の笹尾山に上りました。階段は急でしたが、山というより丘の上に幟が立っていました。
 笹尾山交流館に立ち寄りました。館の前では、子どもが戦国武将の衣装を身に着け母親に写真を摂ってもらっていました。家康最後陣跡を見て関ヶ原駅に15時30分頃に着きました。次回は3月30日(土)「酒蔵巡り 三雲駅~石部駅10Km」です。三雲駅9時30分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。

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家康と三成に扮していざ出陣!


クランク状に作られた旧中山道の垂井町を歩く



垂井一里塚の前で


家康最初陣跡に到着


梅の下で昼食


笹尾山交流館の中
   
出発前の様子


静かな垂井町の街並み


桃配山に上る


開戦地や決戦地が遠くに見える家康最初陣跡



石田三成の陣である笹尾山に向かう


笹尾山を後に関ヶ原駅に向かう
  
  ビューポイント

関ヶ原の戦い古戦場
 徳川家康率いる東軍勝利で幕を閉じた関ヶ原の戦い。決戦の地となったのは、岐阜県関ケ原町。今も徳川家康や石田三成の陣跡など数々の史跡が残っている。
桃配山
 徳川家康が最初に布陣したのは、主戦場から東に離れた桃配山の中腹だった。高所に陣取る西軍に対し、東軍は平地から攻め登らねばならなかったため、家康も高所から展開を
   見守ったという。開戦からしばらく経った頃、家康は本陣を前進させ、石田三成の陣である笹尾山から約600m離れた平地まで移動し、味方を鼓舞した。現在、その地は陣場野公園と呼ばれており、「徳川家康最後陣跡」の碑が立っている。
 関ヶ原駅から北西へ徒歩10分程度のところで、前方に笹尾山、背後には毛利秀元隊3万ほどが布陣していた南宮山もある。まさに古戦場の中心地といえる。





         琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑬草津駅~瀬田駅 14km
2024年2月25日(日)  雨  163名
草津駅~立木神社前~市立図書館前~川の下交差点~矢橋帰帆島三叉路~
大萱6丁目信号~大萱3丁目信号~大萱公園~瀬田駅
 
 朝から雨の中を受付。スタートからゴールまでずっと雨の中のウオーク。ここ数日は悪天候の雨続きです。
 琵琶一周健康ウオーキング2023は今回を含めて残すところ後2回。雨にも拘わらず163名もの方が参加されました。
 遠くは埼玉県から参加された女性もありました。琵琶湖を見ながら歩きたい思いでせっかく遠方から来られたのに雨で霞んでいて景色も見えず、ひたすら歩くことになり、残念だろうと思います。
 矢橋中央の信号を渡ってからは、矢橋大橋まで真っ直ぐの

 
  道。どんよりとした空模様の中を列をなしてひたすら歩く。
 矢橋大橋を渡り終えた所で休憩。帰帆島をぐるっと周り、湖岸に出る。イオン草津が見えてきた。
 近江大橋を右に見て大萱6丁目の信号を左折し、大萱公園にA班は11時50分頃、B班は12時20分頃に全員ゴール。
 昼食を摂る人もなく、解散。お疲れ様でした。
 

 次回は令和6年3月24日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑭瀬田駅~大津駅13km」を瀬田駅9時30分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。
 

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草津駅2階広場で受付


体操


矢橋大橋を渡り終えたら休憩

   
会長あいさつ


雨にも負けず歩く


周りの景色も見えない

   ビューポイント

矢橋
 矢橋から船に乗り対岸の石場に達すると東海道の近道になることから、古くから琵琶湖岸の港町として栄えた。近江八景の「矢橋帰帆」として有名。現在は矢橋帰帆島が建設され、当時の趣はない。また、矢橋帰帆島と湖岸との間の水路に赤潮・アオコが発生しやすく問題が指摘されている。

   立木神社
 1200年以上の歴史を誇る神社。征夷大将軍の坂上田村麻呂が東北鎮圧に際して祈願したことから、厄除開運・交通安全の神社として信仰を集めてきた。
 東海道に面し、江戸時代に大名や旅人も道中安全を祈願したといわれている。


   源氏物語誕生の地を行く
2024年2月23日(祝・金)    雨  157名
石山駅~鳥居川~石山寺~螢谷公園~瀬田の唐橋~瀬田川大橋~膳所城址公園~膳所駅

 今注目されている紫式部は石山寺でびわ湖に映る満月を見て源氏物語の着想を得たと言われています。また、マスコミでも大きく取り上げられているだけあって、いつもより多くの参加がありました。
 石山駅芭蕉像のある広場で受付の後、今日のコース説明があり、準備体操をして出発です。
 石山寺までは傘をさしてのウオークになりました。
 石山寺の梅は七分咲きです。出発までの50分間をみなさん急な石段を上がって、梅園の梅に見入っておられます。

   写真に収める方もおられました。
石山寺を出発し、瀬田川沿いを歩きます。瀬田川が霞んでいて風情がありました。螢谷公園を過ぎ、瀬田唐橋、瀬田川大橋をくぐり、膳所城址公園で昼食です。
 松原町から石山駅にゴールしました。
 雨の中のウオークお疲れ様でした。
 
次回は3月17日(日)「関ヶ原古戦場跡を訪ねて 垂井駅~関ヶ原駅 13Km」です。垂井駅10時00分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付



石山寺の紅梅
   
芭蕉像のある広場で準備体操


石山寺の白梅

   ビューポイント

石山寺明王院
 紫式部の心を揺り動かし、筆をはしらせたという石山寺で「光る君へ」のテーマを掘り下げた映像や企画パネル、ドラマに登場する衣装や小道具などを展示している。
石山寺世尊院
 「源氏物語 恋するもののあはれ展」では、人気イラストレーター・日菜乃さんによる描き下ろしイラストの展示や人
  気アーテイスト・あたらよさんによるオリジナル楽曲の製作、また、色・香り・花をモチーフとした平安時代の文化を体験できるコーナー等を展示している。
石山寺豊浄殿
 「石山寺と紫式部展」では、石山寺所蔵の文化財を3期に分けて公開。今後、紫式部の肖像画として有名な土佐光起筆「紫式部図」も修理後公開予定される予定。


  大津なぎさウオーク(紫式部の行路を訪ねて)
2024年2月20日(火)    雨  113名
大津駅~(旧東海道)~和田神社~膳所城址公園~篠津神社~瀬田口総門跡~松原町~蛍谷公園~石山寺~(石山駅)

 朝から雨で、山は霞んで冬空。志村会長の挨拶に続き、大津駅長さんのお話を聞いた後、表彰式があり、100回完歩された方にウインドブレーカーが、40回と10回完歩された方にそれぞれバッジが手渡されると、参加のみなさんから大きな拍手がありました。
 旧東海道を歩いた後は、蛍谷公園から瀬田川沿いを歩きます。水鳥が泳いでいます。一際大きい黄色いくちばしの黒
 
  い水鳥が川面に飛びこむ瞬間を見ました。気持良く泳いでいます。石山寺に着きました。梅の花は未だ見頃を迎えていないようです。山門前のお店に入りくつろいでいる方もおられます。ゴールの後は石山駅まで歩かれる方が多かったです。 
 次回3月26日(火)「大津なぎさウオーク (桜開花を追って) 大津駅~石山駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。皆様多数の参加をお待ちしています。

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受付    大津駅で


雨の中を膳所の街を歩く


粟津の晴嵐を歩く


石山寺の仁王門

   
準備体操


膳所城址公園で休憩


石山駅の近くを歩く


庭園に咲く紅梅
  
  ビューポイント

和田神社
 境内にあるイチョウの木は樹齢およそ600年。その昔、石田三成が関ヶ原の合戦後、捕われて京へ護送される途中、休憩の際につながれた樹でもあると伝えられている。

篠津神社
 京阪電鉄中庄駅から東に5分ほど歩いた所にある神社。
 祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと)。創始年代や社歴については明らかではない。古くから産土神(うぶすながみ)として庶民の信仰を集め、江戸時代には代々藩主の帰依も篤くあった。
神社の表門は、旧膳所城の城門を明治5年(1872)にここに移築したもの。本瓦葺(ほんかわらぶき)の高麗門が城の遺構で、その美観が絶賛された膳所城の堂々とした姿を偲ぶことができる。門の左右には控柱がついた屋根がある。

  粟津の晴嵐
 近江八景が決められた時代の粟津には、美しい松並木があ
った。江戸時代、現在の旧東海道沿いにあたる膳所城下町南端から鳥居川の集落まで続いていた。
 現在は当時の松並木は見られず、なぎさ公園に若い松並木が植樹されている。
 「粟津の晴嵐」は、「近江八景」の一つで、勢多から膳所までの旧東海道に沿って600本もの松並木が続いていた。

 「晴嵐」とは晴れた風の強い日、松の枝葉がざわめき水辺が嵐のように煙って見える様子を表し、江戸時代後期の浮世絵師歌川広重の描いた風景画により広く知られるようになった。
しかし、今は工場の塀沿いに数本の松が名残を残しているだけになっている。 


 座禅草を訪ねて 近江今津駅~近江今津駅
2024年2月18日(日) 雨時々曇り   131名
   近江今津駅~今津港~平和堂~浜分~今津中学校~座禅草群生地~宮ノ森公園~近江今津駅

 今日は久しぶりに数年前に訪れたことがある座禅草を見に行きます。天気予報が外れ、朝から雨模様。テレビで座禅草群生地の様子が放映されたこともあって、多くの方の参加がありました。
 駅から浜通りを歩きます。今津港で観光船を待つ人がいました。鉛色の琵琶湖を見ながら少し歩いて大通りに出て、平和堂で列詰めです。
 浜分まで行った後は石田川に沿って歩きます。
 山は霧でかすんでいます。石田川の堤防には枯れたススキが群生していました。雨で傘をさしたり、すぼめたりしながら今津中学校の前を通りました。麦畑やそば畑を見ました。箱館山が見えています。
 
石田川を渡って座禅草群生地に12時過ぎに着きました。
   みなさん覗き込むように座禅草に見入っておられます。薄茶や灰色の花の写真を撮っている人もいます。一様に同じ方向を向いていないので写真に収めるのは大変です。美しいピンク色をした花は中々ありません。県在住のシンガポールの方も参加されています。熱心に観察しておられました。
 この後は、バイパス高架下をくぐって宮ノ森公園に12時30分頃に着き、少々雨の降る中で昼食です。
 ゴールの近江今津駅には13時30分頃に到着しました。
 本日は、雨の降る中お疲れ様でした。
 次回は、2月23日(祝・金)「源氏物語誕生の地を行く 石山駅~膳所駅 10km」です。
 石山駅9時30分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付   近江今津駅で


冬の今津港


雨が一休みして列詰め



山里を傘をさしてのウオーク


熱心にザゼンソウを撮影


きれいなザゼンソウないかな


一路近江今津駅へ


   
準備体操



石田川に沿って歩く


冬の担い手の除雪車



座禅草群生地に着く


こちらを向いてくれたザゼンソウ


紅梅を観賞しながらの昼食


自衛隊基地の横を歩く

 
  ビューポイント

琵琶湖周航の歌資料館
 「われはうみの子 さすらいの~」で始まる「琵琶湖周航の歌」は、広く国民に愛唱される名曲。この歌が誕生したのは、高島市今津町。大正6年、京都にある旧制の第三高等学校水上部の学生がボートで琵琶湖周航した途中に作ったもの。多くの歌手や演奏家による「琵琶湖周航の歌」の視聴コーナーも設置している。
赤い泊り火
 今津港の桟橋の先端には、「琵琶湖周航の歌」に歌われた「赤い泊まり火」が設置されている。今津港から竹生島へ
  は船便がある。
 竹生島は、「西国三十三か所観音霊場」の第三十番で、国宝の宝厳寺唐門がある。今津港から竹生島へは、25分。往復することも、竹生島で乗り継いで長浜港へ行くこともできる。
座禅草群生地
 今津弘川の湿地帯では、2月から3月初めにザゼンソウを見ることができる。
 発芽して花が咲くまで数年という長い期間を要し、自ら発熱して寒冷化でも花を咲かすことができる植物である。 


        琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑫堅田駅~草津駅 20km
2024年2月11日(日)  曇り後晴れ  202名
堅田駅~琵琶湖大橋~琵琶湖大橋東詰~木浜駐車場~烏丸半島~
ai彩ひろば(草津川跡地)~de愛ひろば(草津川跡地)~草津駅
 
  朝から空気が冷たく感じる中、堅田駅には多くのウオーカーが集まりました。準備体操、コース説明の後、出発しました。琵琶湖大橋を渡り終え、東詰めからさざなみ街道を歩き木浜駐車場で休憩です。日曜日とあってテントを張り、家族連れで休日を楽しんでいました。
 烏丸半島では思い思いの場所で昼食を摂りました。晴れ間が見えてきました。
 志那駐車場を通り過ぎ、旧草津川口から側道を歩いて愛彩ひろばで休憩です
途中いくつかの芝生があり、親子でボー
ル遊びをしたり、犬の散歩をしたりしている人の姿がありま
  した。草津川の土手には黄色い水仙が咲いています。
 北山田に入ると、たくさんのビニールハウスが目に入ってきました。眼下を走るJRの電車を見てゴールのde愛ひろばにA班は14時20分頃、B班は15時頃にほぼ全員ゴールしました。今回は、龍谷大学のフットパスプロジェクト関係者の方が参加してくださいました。
 次回は令和6年2月25日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑬草津駅~瀬田駅14km」を草津駅9時30分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付け  堅田駅で


A班のみなさん


琵琶湖大橋を渡り終えて A班


琵琶湖大橋を渡り終えて A班


琵琶湖大橋を渡り終えて B班


少し風が冷たい中で昼食


後ろは茶色く染まったメタセコイア


もうすぐゴールのde愛ひろば

   
準備体操  堅田駅で


B班のみなさん


びわ湖大橋を渡り終えて A班


琵琶湖大橋を渡り終えて B班


さざなみ街道を歩いて烏丸半島へ


メタセコイアを見ながら昼食


昼食を終えて午後のスタート



お疲れ様。目の前はde愛ひろば
 
  ビューポイント

 草津市北山田町のビニールハウス群
 近畿最大級のビニールハウス群がある北山田町は、施設野菜の一大産地でもある。琵琶湖周辺の豊かな自然環境を活かして栽培された草津市産の野菜や米などの農産物を「ベジグサ」と呼んでいる。
 現在、草津市ではいくつもの農業組合や個人野菜栽培者が集まって団地を形成し、近畿最大級の施設野菜産地として様々な旬の野菜を出荷している。草津ブランド認証の農産物として、草津あおばなや草津メロン、琵琶湖からすま蓮根、琵琶湖元気アスパラ、愛彩菜、匠の夢(米)などがある。
    琵琶湖博物館
 滋賀県立琵琶湖博物館は、耕地面積55.153㎡と湖をメインにした博物館としては日本最大級の規模である。
 また、全国でも珍しい淡水専門の水族展示をもつ博物館である。琵琶湖博物館では、「湖と人間」というテーマを掲げ、自然と文化の両方を同時に扱う総合博物館を目指している。平成8年10月に開館して以来、1100万人以上の来館者があり、その中で平成27年度から令和2年度までの3期6年の歳月をかけてリニュアルされ、令和2年10月にオープンした。




      琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑪近江舞子駅~堅田駅 17km
2024年1月28日(日)  曇り後晴れ  200名
近江舞子駅~比良駅~志賀駅~和邇・中浜~真野浜~道の駅「びわ湖大橋米プラザ~堅田駅
 
 湖西の山は雪をかぶり、手指が冷たく感じます。近江舞子駅の向かいの山も雪模様です。
 いつものように準備体操の後、集合写真を撮って出発しました。近江舞子駅からはアンツーカーの道を通って比良駅まで歩きます。湖岸沿いの絶景を楽しみながら、青柳水泳場、大谷川橋を渡って志賀駅で休憩です。
 雪解けや冷たい雨で濡れた滑りやすい道を皆さん慎重に歩かれていました。あちこちで赤いサザンカが咲き、白い水仙も芽を出し、春がもうそこまで来ているようです。
 
   八屋戸川橋を右折すると蓬莱駅です。
B班はここで昼食を摂りました。青空が見えて晴れてきました。A班は喜撰川園地で昼食です。和邇漁港の前を通り、国道に出て今では夏の賑わいのない真野浜水泳場の前を通り、びわ湖大橋米プラザで休憩です。A班は14時頃、B班は14時30分頃に堅田駅にゴールしました。
 
次回は、令和6年2月11日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑫堅田駅~草津駅20km」を堅田駅9時30分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。
 

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A班のみなさん


アンツーカ-の道を歩く


湖岸から比良駅へ


颯爽と歩くウオーカー



もうすぐ蓬莱駅



和邇漁港の前を通る


米プラザに到着
   
B班のみなさん


冬景色


枯れ葉が目立つ湖辺の道を歩く


湖西線沿いを歩く


冬山を見ながら昼食   蓬莱駅で


国道を歩いて道の駅米プラザに向かう


びわ湖大橋の下をくぐって堅田駅へ


   ビューポイント

「涼風・雄松崎の白汀」
 約3kmにわたって白砂青松が続く近江舞子の湖岸の風景は、眺めが素晴らしく、古くから風光明媚の地として知られている。
近江八景「比良の暮雪」
 雪 ふるる 比良の高嶺の夕暮れは 花の盛りにすぐる春かな
「比良の暮雪」は琵琶湖の西岸に沿って連なる山地が雪に覆われ、その美しき高峰が遠方から描かれている。冬を過ぎ、春の訪れを感じることになっても、なお雪を残す連山は雄大かつ、優美な姿だったことでしょう。
比良山地
標高1214mの最高峰・武奈ヶ岳をはじめとして1000mを越


  えるピークが15座以上あり、関西のアルプスとも称される。「比良の暮雪」として近江八景のひとつにも数えられ、その大部分が琵琶湖国定公園に属する景勝地でもある。
 積雪や多雨の影響を受けたバラエテイに富んだ地形にはいくつもの滝や池、湿原などが点在する。ミズナラやコナラ、ブナなどの多様な樹木と四季折々の花も美しい。

八所神社
 織田信長が比叡山三千坊を焼き討ちした際、日吉神社の神官は、ご神体を伊香立村下在地の八所神社に移して難を逃れたが、危険を感じて二つ鳥神社(現大津市八屋戸・八所神社)の神官を訪ね、ご神体を預かってもらった。それ以来、同社は安産守護の神として祀られている。


              大津なぎさウオーク(新春の御参詣ウオーク
2024年1月16日(火)   雪のち曇り     89名
大津駅~京町~長等商店街~長等神社~三井寺~近江神宮~大津京駅

 朝から小雪が舞っています。電車に遅れが生じたため、受付の大津駅北口広場は、いつもより出足がよくありませんでしたが、徐々に元気なウオーカーが集まり、活気を浴びてきました。
 志村会長の挨拶に続き、大津駅長さんのお話を聞いた後、表彰式があり、40回完歩された方にバッジが手渡されると、参加のみなさんから大きな拍手がありました。

 湖西の山は雪をかぶり、冷たい小雪が舞う中、大津駅を出発しました。最初は長等神社に行きます。
 入口には勝運魔除けの神と書かれています。神社の桜門の所には、わらが準備してあり拝殿まで続いています。
 かつて戦前までは蛇の尾は一本ではなく、夜通し各町から14人から15人参加し、一本ずつ長さを競争し、長さは京阪電車京津線の線路近くまで延びていたそうです。
 これは地域の方々の無病息災を願って、1100年位前から
執り行われている伝統行事で、明日にでも焔で燃やされる
 
   予定になっています。
 長等神社境内にある馬神神社は、古来より牛馬の守護神として全国の三馬神社の一つで、豊臣秀吉が信仰したとも伝えられています。競馬や乗馬の関係者、馬の愛好家、馬年生まれの方の参詣が増えているようです。
 次は三井寺です。青空が広がってきました。しばらく休憩です。普段は見えない比叡山の展望台が見えています。

 この後、市役所前を通り近江神宮へ向かいました。ご参詣ウオークとあって、ほとんんどの方が桜門をくぐって本殿にお参りされています。
 昼食はブランチ大津京の広場で摂りました。ゴールの大津京駅には12時30分頃着きました。

 次回2月20日(火)「大津なぎさウオーク (紫式部の行路を訪ねて) 大津駅~石山駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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大津駅長さんのお話


長等神社


青空の下で休憩  三井寺で


近江神宮の石段を上って拝殿に向かう
   
準備体操


拝殿前のわら蛇


三井寺中院の表門の前を通る


新春の参詣を終えて大津京へ

  ビューポイント

三井寺
 西国第14番札所。近江大津京ゆかりの古刹。
天台寺門宗の総本山。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから,「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになった。国宝の金堂を始め、西国第14番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎が建ち並び、国宝・重要文化財は100余点を数える。三井寺は、7世紀に天智天皇ゆかりの寺として創建され、その後、第5代天台座主・智証大師円珍(814~891年)によって発展の基礎が築かれ、日本を代表する「本朝四箇大寺」に数えられる大寺院となる。長い歴史の中で度々戦禍を蒙るが、その都度、復興したことから「不死鳥の寺」とも呼ばれている。

   長等神社
 社伝によれば、天智天皇が近江大津に遷都した際、都の鎮護として長等山に須佐之男命を奉斎したことを起源とする。
 天智天皇8年(669)5月5日、天皇が宇治山科からの帰途、当社に弓矢を奉納した。これに因み、大友与多王が5月5日を当社の例祭と定めた。
 大友与多王は天智天皇の孫で大友皇子(弘文天皇)の子、長等山の麓に構えていた邸宅を寄進して園城寺(三井寺)を建立したと伝えられている。
 当社は本宮である日吉大社に対し、十二の回廊や楼門その他多くの建造物を要する湖南の大社として皇室をはじめ武将、庶民に至る崇敬を集めたが、山門・寺門の争いに巻き込まれて兵火に罹ることも度々であった。


      琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑩近江高島駅~近江舞子駅 11km
2024年1月14日(日)   晴れ 199名
近江高島駅~乙女ヶ池~鵜川四十八躰石仏群~白鬚神社~岩除地蔵~北小松駅~近江舞子駅

 今年最初の琵琶湖一周健康ウオーキングです。心配していたお天気ですが、伊吹山は雪をかぶり、澄み渡る青空の下、春を思わせるぽかぽか陽気になりました。
 いつものようにガリバー像の前で準備体操をした後出発です。最初に、大溝城を見て、乙女ヶ池に架かる橋を渡りました。万葉の時代、「香取の海」と呼ばれ、乙女ヶ池一帯は山の麓まで琵琶湖の入り江になっていたと言われています。
 国道をしばらく歩き、旧西近江路を600m程上った高台にある四十八躰石仏群の前に来ました。
 草深い山中の墓地に花崗岩で作られた高さ1.6mの阿弥陀如来像が33躰安置されています。国道に戻り、今度は白鬚神社を目指します。多くの参拝者がいました。
   石段を上って紫式部の歌碑を見に行かれる方もおられます。この後、農産物直売所のうかわファームマートに立ち寄りました。店頭では味噌造りの実演をしていて興味深く見ていました。ここでは地元の野菜や花などを販売しており、買い求める方もおられました。
 岩除地蔵を見た後、昼食は北小松駅前で摂りました。湖岸の北小松水泳場の前を通り、近江舞子駅に13時~13時30分頃にゴールしました。 

 
次回は、令和6年1月28日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑪ 近江舞子駅~堅田駅 17km」を近江舞子駅9時30分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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近江高島駅ガリバー像の前で


白鬚神社の石段を上り紫式部の歌碑を見る
 

鵜川ファームマートへ


国道に出て四十八躰石仏群を見に行く

   
乙女ヶ池を渡る


青空の下で休憩


買い物の後、くつろぐみなさん


近江舞子駅に全員ゴール

    
 ビューポイント

 岩除地蔵尊
 鎧岩と呼ばれる大きな岩の下に安置されている。昔から落石が多く、通行にはたいへん危険な場所だった。
 人々は落石
や崖崩れから身を守っていただくために、地蔵様を「岩除地蔵尊」と名づけ、尊敬するようになったといわれている。
白鬚神社
 大鳥居は、「朱塗りの鳥居が波のまにまに見え隠れした」との社誌の伝承をうけて、大阪の薬問屋、小西久兵衛氏の寄進により、昭和12年に建立された。
 15m沖に移設新築された大鳥居は、水鳥居といわれ、基準水位より30cm低い水位で最も美しく見えるように設計されている。
   北小松
司馬遼太郎の「街道をゆく 湖西の道」に「北小松の家々
の軒は低く、紅殻格子が並び、厠のとびらまで紅殻が塗られて、その赤は須田国太郎の色調のようであった。
 それが粉雪によく映えて、こういう漁村が故郷であったならばどんなに懐かしいだろうと思った。」という一節がある。防腐・防虫のために、赤い紅殻を家の格子や柱に塗っている家々が軒を並べ、司馬遼太郎の思いに共感できる。

楊梅の滝
 雄滝・薬研滝・雌滝の3段に分かれ、合計が76mになる落差は滋賀県下一を誇る。湖上船や湖西線の車内など、かなり遠くからでも眺めることができ、その景観がまるで白布を垂れかけたように見えるので「布引の滝」とも呼ばれる。


初詣ウオーク
2024年1月7日(日) 曇り後晴れ  135名
   石山駅~瀬田の唐橋~建部大社~若松神社~一里塚~萩の玉川~立木神社~de愛広場~草津駅

  受付会場の石山駅の芭蕉像前の広場は、風が冷たく感じる朝でした。今日は新年最初のウオークです。あちこちで新年の挨拶を交わす方が多くみられます。
 新年早々から震災に遭われた能登地方の方への募金を呼びかけました。念入りに準備体操をして出発です。
 瀬田の唐橋を歩ていると湖上をスイスイと滑るように進むカヌーが見えます。
 広い建部大社の境内では、親子連れで参拝する人が多く見られ、巫女さんにも出会うことが出来、新鮮な気持ちになりました。
 次は旧東海道を歩いて若松神社へ向かいます。朱色の鳥居に飾ってあるしめ縄の下をくぐって中に入り参拝です。
 
 
    徐々に陽が射し、青空が広がり、ウオーキング日和になってきました。一里塚、萩の玉川を過ぎ、旧東海道を歩くと、立派な松の木が植わってある家が多く見られ、大きな橙(だいだい)が実っています。
 途中休憩の後、国道1号を渡り、立木神社に参拝した後、草津宿本陣や酒蔵の前を通り、de愛広場にゴールしまし。ここで昼食を摂って草津駅に向かう方もおられました。

 「今日は暖かくなって新春に相応しいウオーキングができて良かった。」と話しながら歩いてい女性がおられました。
 次回は、2月18日(日)「座禅草を訪ねて 近江今津駅~近江今津駅 11km」です。近江今津駅10時00分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。
     
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参加のみなさん 石山駅で


建部大社に詣る



若松神社に詣る


立木神社に着く


太田酒造の前を通る
   
カヌーを漕ぐ人   瀬田川で


朱色の鳥居を潜る  若松神社で


休  憩


立木神社で休憩


de愛広場で昼食

  ビューポイント

 建部大社
 現在の地で1300年以上の歴史と由緒を持つ全国屈指の
古社。社殿は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る本殿と大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る権殿が立ち並ぶ。
 平安時代末期、源頼朝が平家に捕らえられ伊豆に流される途中、建部大社に立ち寄り源氏再興の祈願をしたところ、見事にその願いが叶ったことから武運来運の神として信仰を集めた。拝殿前に立つ三本杉は大己貴命が権殿に祀られた際に一夜にして成長したと伝わる御神木で、建部大社の神紋にもなっている。源頼朝が平家に捕えられ、伊豆に流される途中に源氏の再興を祈願し、その願が叶って以来、出世開運の神として信仰を集めている。 8月17日には瀬田川を舞台に大
 
津三大祭りのひとつである水上祭「船幸祭」が催される。敷地内にある三本杉は、孝徳天皇の御代天平勝宝7年(755年)大巳貴命を権殿へと奉祀された際、一夜にして成長したと伝わる御神木である。
若松神社
 ご祭神は経津主大神と宇賀大明神。創建は「欽明天皇によ
り歓請された。」と伝わる。宇賀大明神に関する社記によると、長和年間(1012~16)、勢多郷の近くに住む大江匡衛郷の女侍従が、ある女房に宿を貸したところ、その女房が六寸の白蛇となり、一本の若松が生じたので、侍従はそこに社を建て、若松の宇賀大明神と称したそうである。



            新しい年への道
2023年12月17日(日) 晴れ 71名
   南草津駅~矢橋中央~矢橋帰帆島~近江大橋~由美浜~なぎさ公園~膳所駅

 昨日より朝の気温が6度も低く、時折、風が吹き、南草津駅前の広場で受付をしていると手指が冷たく感じます。
 本日は今年最後のウオークです。
 今日のコースは、関ヶ原合戦で東軍(家康方)が勝利し、家康が大阪城へ行く途中、草津陣地から大津へ向かう際に通ったとされている「やばせ道の一部」をコースとしています。志村会長の挨拶に続き、コース説明の後、準備体操をして9時30分過ぎに出発です。駅前の通りを真っ直ぐ矢橋帰帆島に向かって歩きます。徐々に晴れて青空が見えてきました。鞭嵜八幡宮と矢橋港を見た後は矢橋大橋を渡ります。
 橋から見える茶色のメタセコイアが青空と白い雲に映えてきれいでした。川下を見ると、ススキが風に揺れ、木々は葉を落とし、寒々とした初冬の光景が広がっています。
   対岸に見える山肌は光を受けて、濃い、薄い紅葉が広がっているように見えます。上空ではトンビが舞っていました。
 橋を渡り終え、休憩場所の公園では、赤い南天の実がなり、足元には枯れ葉が積もり、どんぐりが落ちています。
 帰帆南橋を歩き、近江大橋を渡り終える時、目の前の茶色のメタセコイアが見事です。
 昼食はサンシャインビーチで、今歩いて来た近江大橋とメタセコイアを見ながら摂りました。
 国道を渡り、ときめき坂を歩き終え、膳所駅に13時前に着きました。寒い中のウオークお疲れ様でした。
 令和6年の最初の例会「初詣ウオーク 石山駅~草津駅 11km」を石山駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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受付   南草津駅前広場


駅前通りを歩く


水環境科学館近くの公園で休憩


樹林の中を歩く


近江大橋のメタセコイア


昼食後の様子
   
コース説明


矢橋大橋を歩く


初冬の光景が広がる公園


帰帆南橋から近江大橋に向かって歩く


サンシャインビーチで昼食


膳所駅に向けて出発

   ビューポイント

鞭嵜八幡宮
 重要文化財に指定される表門は旧膳所城の南大手門を移築したもの。 社名は、建久元年(1190年)上洛途上にあった源頼朝が馬上から鞭をもって神名を訪ねたことに由来。鞭崎神社は元々「矢橋八幡宮」と呼ばれていたが、頼朝公参拝以来、「鞭嵜八幡宮」というようになり、明治に入って新政府が神仏分離令を発し、この時から「鞭崎神社」に改名した。

矢橋港
 琵琶湖の湖岸には古来多数の港が設けられていた。
   草津市には「志那」「山田」「矢橋」の三港が認められるが、矢橋港は近江八景「矢橋帰帆」(やばせのきはん)で著名。発掘された三本の石積み突堤一帯が公園となっており、石造常夜灯も現存している。
 港の入り口にあるイチョウの大木は樹高23メートル、推定樹齢250年とされ、湖上より矢橋を目指すための目印となったといわれている。
 現在では琵琶湖の湖中に「矢橋帰帆島公園」が造成され、かつての景観は想像するしかない。


             大津なぎさウオーク(師走の街を歩く・大津の名品を探して
2023年12月12日(火)   雨後曇り    105名
大津駅~おまつり広場~尾花川~丸長~三井寺~明日都3階(昼食)~長等商店街~菱屋町~丸屋町~大津駅

 朝からガスがかかったような空模様です。電車に遅れが生じたため、受付の大津駅北口広場は、いつもの賑わいはありませんでしたが、徐々に元気なウオーカーが集まり、活気を浴びてきました。
 志村会長の挨拶に続き、大津駅副駅長さんのお話を聞いた後、表彰式があり、30回完歩された方にバッジとタオルが、50回完歩された方にTシャツが、それぞれ手渡されると、参加のみなさんから大きな拍手がありました。
 準備体操と記念撮影の後出発です。大津駅から大津港まで下り、しばらく休憩です。ミシガンが停泊していましたが、モヤが覆っていていつものような青空はなく、琵琶湖も見えません。大津港を出発する時には雨が振り出し、傘をさしてのウオークになりました。漕艇場の近くから歩道橋を渡る
   時は雨が一段ときつくなってきました。
 丸長漬物店ではお土産を買われる方が大勢おられました。
三井寺を出る頃にはやっと小降りになってきました。
 当初は皇子が丘公園で摂る予定だった昼食は、雨のため明日都の3階で食事です。
 最後は、かつては賑わいを見せていた長等商店街を自由散策です。特に地元特産の大根、ほうれん草などの新鮮な野菜のお店には多くの方が立ち寄り、買い求めておられました。12時40分頃に大津駅にゴールしました。
 次回来年の1月16日(火)「大津なぎさウオーク(新春の御参詣ウオーク)大津駅~大津京駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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大津駅副駅長さんのお話



大津駅を下って大津港へ


大津港を出発し国道に向かう


丸長漬物店でお買い物


三井寺の中を歩く


商店街の見学    丸屋町で
   
参加のみなさま


休憩 モヤが覆って琵琶湖が見えない大津港で


雨の中を丸長に向かう


三井寺で休憩


三井寺から明日都に向かう


地元特産の野菜を買い求める人

   ビューポイント

大津百円商店街
 大津市中心部の商店街に活気を取り戻そうと、2011年に始まったイベント「大津百円商店街」が6月3日、35回目を迎えた。計役120店が100円の商品を出し、初回から毎回約3万人が訪れる盛況となっている。今年は9月2日(土)と12月2日(土)に実施され、有名なスイーツから惣菜やパン、花、雑貨、衣類に初回1ヶ月分の家賃まで100円。
 
 入場無料の「大津で落語を楽しむ会」も同時開催された。長等商店街では大津絵教室も開催、7月7日七夕には近隣の幼稚園・保育園に協力いただき商店街に短冊が取付けられた。大津ナカマチ商店街は、丸屋町商店街、菱屋町商店街、長等商店街の3つが連なった商店街で、ナカマチ放送局が4月に開局された。


     琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑨近江今津駅~近江高島駅 21km
2023年12月10日(日)   曇り(濃霧)後晴れ  202名
近江今津駅~針江浜園地~源氏浜園地~安曇川浜園地~横江浜~萩の浜園地~近江高島駅

 今日は朝から濃霧で空が曇っています。いつものように準備体操の後、集合写真を撮って出発しました。琵琶湖岸に沿って歩きます。
 道のすぐ下の竹生島遙拝所跡を見た後、水鳥観察センターの前を通りました。紅葉が鮮やかでした。
 針江浜園地で休憩です。しばらく行くとヨシが括ってあり、松明の準備をしている様子が伺われました。
 湖西漁港の前を通ると釣りをしている人がいます。紅葉の木がずっと続いていて見事でした。
 懐かしい風車を見てからB班は源氏浜園地で昼食です。広い園地で食事をしながらゆっくり過ごしました。A班は安曇川浜園地で昼食です。後半のウオークが始まります。
  陽が照ってきました。琵琶湖がキラキラと輝いています。茂みから鳥が飛び立ちました。釣り船も見えます。
 安曇川浜園地で休憩です。周りの木々は葉を落とし、初冬の冬枯れです。
 横江浜で列詰めをし、鴨川橋を渡りました。松林が続く近江白浜、萩の浜園地を通り過ぎ、交差点を通過した後、高島町勝野の町に入り、近江高島駅にA班は14時頃、B班は15時頃にゴールしました。
 次回は、令和6年1月14日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑩近江高島駅~近江舞子駅11km」を近江高島駅10時00分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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コース説明    近江高島駅で


B班のみなさま


竹生島遙拝所跡


紅葉の木が並ぶ


源氏浜園地でA班は昼食


安曇川町北船木付近を歩く
   
A班のみなさま


今津町木津付近を歩く


刈り取られたヨシの跡


きれいな紅葉に見とれる


午後のウオークが始まる


萩の浜近くを歩く

    ビューポイント

四髙桜の石碑
 萩の浜水泳場に入る手前の一角にある石碑は、昭和16年4月6日に金沢大学ボート部員11名が比良八荒の季節風に遭い、萩の浜の湖底に沈んだことから、その遭難死を悼んで、関係者と地元の人が協力し、湖岸に1,000本の桜の苗木を植え、「四髙桜」の碑を建立した。
木津の港跡
 木津は、昔から湖上交通の要所で、竹生島への渡し場であり、江戸時代に若狭小浜藩の米蔵屋敷のあった所。かつては157間の石垣があったと言われている。
  竹生島遙拝所跡
 ここから竹生島がよく見えるため、その昔、舟に乗って竹生島に渡る路線のない巡礼者が、この場所から竹生島を拝んだと言われている。
二ツ石大明神
 琵琶湖の沖合100mの湖底に二つの石がある。これが「二ツ石」と呼ばれているが、渇水時でないと現われない。このため、沖の「二ツ石」に代って、同じような大きさの石が二つ、湖岸に置かれ、二ツ石大明神として祀られている。毎年7月28日に雨乞いの神事が行われる。


           太郎坊宮を訪ねて
2023年12月3日(日) 曇り後晴れ  71名
   安土駅~岩戸山十三仏~太郎坊宮~瓦屋寺~八日市駅

 念入りに準備体操の後、安土駅を出発。
 しばらく紅葉した箕作山と、のどかな田園風景を見ながら歩く。広大な畑には耕運機で耕したばかりの曲線や直線の跡があり、目が止まる。中でも青いネギ畑が一面に広がっていて、しばし見とれていた。
 やがて岩戸山の登口に着く。岩戸山には百六十躰といわれる石仏が各所に祀られている。借用した2本の杖を支えにして石段を登っていく。
 道中、猿かと思われる獣糞を何ヶ所かで見たが、道はいたって静かで野鳥の声さえ聞こえない。紅白の晒が巻かれている巨石と周辺に神仏の名前が彫られた石碑の場所があり、巨岩信仰と神道・密教が入り混じったような空間である。
 道のほぼ大半は石段が800段ほど続くが、傾斜の強い場所もあるので石段の先が見えない場所もある。足の置き場を考えて一歩一歩慎重に登る。
 しばらく行くと、また紅白の晒を巻いた巨岩があり、石碑には「大黒天」と彫られていた。古来、巨岩を神の拠り所と考えて崇拝してきた日本人の自然信仰が息づいている証かと思われる。
 四丁目の石碑のある辺りからは蒲生野の風景が一望できる場所があった。しかし厳しい石段はまだまだ続くのでひたすら石段を登る。そして見えてくるのは石垣とそそり立つよう

な御神体の巨岩。
   御神体の巨岩は近くで見ても計り知れない位に大きい。御神体の2つのの巨石の間には祠が祀られていて、ここにも各所に石仏が祀られている。
 巨岩の下には「霊場 岩窟」という竪穴があり、案内板には「巨厳神明岩 自然の岩窟八畳余りにして、太子窟内にて御修行遊され。」とある。
 岩戸山の頂上への道は、2つの大岩に挟まれた道となっていて悪路になるため杖を置いて登る。いきなり岩登りになったようだ。
 登り終えた岩に「境」の文字も彫られていて、ここが神域の境界となるのかもしれない。
 頂上への道は険しい坂道となり、山登りが始まる。岩場の途中に断崖があって恐る恐る突き出した岩の先端まで行き、眼下に広がる市街や琵琶湖を眺めていると、よくぞここまで登ってきたなという充実感に満たされた。
 昼食を摂った後は、太郎坊宮まで熊笹で覆われた道を下山する。今までのような険しい道ではなかった。やがて太郎坊宮の鳥居が見えてきた。周囲は紅葉が美しい。
 ここからは八日市駅まで歩く人と電車で帰る人に分かれる。本日の山を登るコース、たいへんお疲れ様でした。
 次回は、「新しい年への道(令和5年度最終ウオーク) 南草津駅~膳所駅 10km」を南草津駅9時30分集合で実施します。皆様多数の参加をお待ちしています。

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受付     安土駅で


しっかり準備体操


ネギ畑と赤い耕運機



目の前を新幹線が走る


途中の休憩小屋で


岩戸山の頂上で一休み


太郎坊宮でゴール   お疲れ様

   
コース説明


いよいよ出発


箕作山を見ながら歩く


ここから岩戸山に登る



眼下に蒲生野の風景が広がる


紅葉に囲まれた太郎坊宮の鳥居


ウオークを終えて八日市駅へ


   ビューポイント

太郎坊宮
 「勝利と幸福を授ける神様」として信仰される太郎坊宮。
古くから「神験即現(しんげんそくげん、神様のご利益がすぐに現れる)」の大神とたたえられ、聖徳太子をはじめ、伝教大師最澄や源義経などの尊崇を集めた。
 現在はプロスポーツ選手を始め、第一線で活躍する企業経営者、政治家、職人、ビジネスマンなど、業種を越えた多くの方々が太郎坊宮の大神様のご利益に仰がれる。その歴史は古く、約1400年前の創建と伝わる。神宿る霊山として尊ばれた「赤神山(あかがみやま)」に霊威を感じた聖徳太子が、神祀りをされたことに端を発す。また、境内にそびえ立つ「夫婦岩(めおといわ)」は壮大で、20メートルに迫る大岩の間に幅80センチの間道が通る。「善良な人が通れば願いが叶い、悪心ある人が通れば挟まれる」との言い伝えも残る。

  箕作山
 箕作山の南端の巨大な1枚岩に聖徳太子が刻んだとされる13体の仏像が安置されている。裾から山頂まで続く道(30分程度)の両脇にも、石仏が安置されている。毎年4月には千日会が行われ信仰の深い人々で賑わう。
岩戸山十三仏(いわとやまじゅうさんぶつ)

 近江八幡市安土町にある石仏群。石仏群のある岩戸山は箕作山の南部に位置しており、山頂に安土町でただ一つの磨崖仏がある。磨崖仏は聖徳太子が山頂の巨岩に不動明王や釈迦如来など菩薩十三体を自らの爪で刻んだと伝えられていることから、「岩戸山十三仏」の名称の由来となった。現在、山頂に向かう入口には獣害対策用の柵が設けられているが、登山可能である。登山用のハイキングコースとしても親しまれている。山頂までは約800段ほど石段があり、山頂からは箕作山や太郎坊山に続く登山ルートがある。




          紅葉の希望ヶ丘を巡る
2023年11月26日(日) 晴れ   82名
   野洲駅~御上神社~ふるさと館~希望ヶ丘文化公園~希望ヶ丘西ゲート~稲荷神社~野洲駅

 今まで見たことがないようなうろこ雲が空一面に広がっています。受付のコミュニティセンターやすから見える御上山も、うろこ雲に覆われています。
 いつものように準備体操の後10時過ぎに出発です。黄色く色づいたイチョウや朱く染まった紅葉の前を通りました。 最初に御上神社で休憩した後、近江富士花緑公園に行きます。道中、澄み渡る青空に広がるうろこ雲と楓や紅葉の御上山、そして刈り取った後のうす黄色の稲のコントラストが見事でした。
 花緑公園に入ると朱く染まった紅葉が目に飛び込んできます。紅葉狩りを楽しみながら文化公園に着きました。
   楓や紅葉の山を見ながら昼食です。広い芝生の上では若者たちがコーチから指導を受けていたり、子どもたちがボールを蹴ったりして遊んでいます。
 道路を横断して坂道を上がり、磨崖仏のある所を通って下山です。稲荷神社の鳥居を潜り、鈴なりの柿の側を通ってゴールのコミュニティセンターやすに1時半頃に着きました。
 今日も好天気に恵まれ気持ちの良いウオークができたのではないでしょうか。
 次回は、「太郎坊宮を訪ねて 安土駅~八日市駅 16km」を安土駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。


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準備体操  コミュニティセンターやす


御上神社の鳥居の前で


安全第一


朱い楓の木の下を通る


後半のウオークが始まる


一段と目立つ大きな楓の木


一際目立つ朱い紅葉
   
いよいよ出発


一面うろこ雲に覆われた三上山


希望ヶ丘文化公園を目指す


温かい陽射しを浴びて昼食タイム


坂を上って古墳の近くへ


坂を下って稲荷神社へ


稲荷神社の鳥居を潜るとゴールが近い

     ビューポイント

御上神社
 琵琶湖の東、湖東平野の連山に悠然と美しく聳え立つ三上山を古くから御神体と崇めている御上神社は、天之御影神(天照大御神の御孫)を祭神とし、鍛冶の神である天目一箇神と同一神とされ、日本第二の忌火(いみび)の神とされている。

   一見、仏道にも見える本殿は、「御上造り」と言われ鎌倉時代のもの。毎年10月第2月曜日(祝日)には五穀豊穣を感謝して、里芋の茎などで造った神輿を神社に奉納するずいき祭りが行われている。また、9月23日~11月3日までの三上山松茸狩り初穂料受付も社務所で行っている。


            大津なぎさウオーク(新しい紅葉の場所を探して
2023年11月21日(火)   晴れ 136名
大津駅~京町~長等公園~三井寺~大津歴史博物館~大津市役所~新羅善神堂~皇子が丘公園~近江神宮~大津京駅

 朝から晴れ渡り、受付の大津駅北口広場には、元気なウオーカーが集まり、活気を浴びてきました。
 志村会長の挨拶に続き、大津駅駅長さんのお話を聞いた後、表彰式があり、10回から50回完歩された方に、それぞれバッジや、Tシャツが手渡されると、参加のみなさんから大きな拍手がありました。
 準備体操と記念撮影の後出発です。大津駅から日赤の横を歩き、最初に長等公園で紅葉の鑑賞です。ここ数日の冷え込みで赤く色づき始めていました。
 長等神社を過ぎて三井寺で休憩です。市役所の裏にある弘文天皇陵を見た後、新羅善神堂を訪れました。周囲をうっそうとした林に囲まれ、ひっそりとした所にありました。
 青空に映えてきれいな迎賓館の紅葉を見た後、皇子が丘公園までしばらく坂を上ります。
   皇子が丘公園の広い公園の中を散策します。紅葉も進んできて、黄色く色づいたイチョウが青空に映えて見事です。
 小春日和の中の昼食の時間は、周囲の紅葉を見ながらのんびりとした時間が流れています。

 最後は近江神宮に行きます。
 近江神宮に入る手前の橋に架かる赤や黄色の紅葉が陽に当たってきれいでした。

しばらく坂を上り、朱色の楼門の前で休憩です。階段を上って参拝された方もおられます。
 今日は、最高のウオーキング日和になりました。

 12月12日(火)「大津なぎさウオーク(師走の街を歩く・大津の名品を探して)大津駅~大津駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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大津駅北口広場の朝


市役所の裏の樹林の中を歩く


新羅善神堂に向かう


皇子が丘公園の中を散策する


横一列になって昼食


暖かい陽射しを受けて話しも弾む


朱色の楼門を見上げる
   
色づき始めた長等公園のもみじ


弘文天皇陵を訪れる


訪れる人の少ないj新羅善神堂の前で


青空と黄色のイチョウのコントラストが美しい


昼食を終えてしばらく休憩


色づいた紅葉の側を歩く


紅葉狩りを終えて大津京駅へ

  ビューポイント

 新羅善神堂
 三井寺の鎮守社のひとつで、北院伽藍の中心建築。現在の建物は、足利尊氏によって貞和3年(1347)に再興された。檜皮葺屋根の流れるような美しさをもつ社殿建築で、「流造」の代表的遺構として知られている。堂内の須弥壇に
 
   は素木の厨子が安置され、三井寺の開祖・智証大師ゆかりの国宝・新羅明神座像が祀られている。平安時代、河内源氏の武将・源頼義の三男・義光が、新羅明神の社前で元服し、新羅三郎義光と称したことから三井寺は源氏一門をはじめ河内源氏の流れを汲む足利家の尊崇を集めることとなった。


    琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑧永原駅~近江今津駅 20km
2023年11月19日(日)   曇り後晴れ  196名
永原駅~大浦~二本松~海津大崎~海津~マキノサニービーチ・湖のテラス
~今津百瀬川園地~今津浜~今津周遊基地~近江今津駅


  永原駅に向かう車窓から見る山々の稜線がくっきりして緑や黄緑の濃淡が鮮やかです。永原駅に降りると、空気が冷たく感じました。受付場所から見える向かいの山には朝日が当たり、霧がかかっています。
 いつものように準備体操の後10時前に出発しました。永原駅からススキが広がる大浦川に沿って大浦口に出ます。
 そこからずっと琵琶湖岸を歩きます。曇り空でしたが徐々に晴れてきました。時折、サイクリング車と出会います。所々釣りをしている人を見かけます。竹生島が見えています。春には満開であろう桜の咲いていない道を歩き、二本松キャンプ場を過ぎ、トンネルを五つ越え海津大崎に着きました。休憩の後、マキノ町海津を目指します。一軒の料亭の前に薪が積んでありました。西浜に入り、酒蔵の前を過ぎ、湖
  魚の佃煮屋さんに立ち寄りました。
 多くの方がアユなどの新鮮な湖魚を買い求めておられまし
た。昼食は湖のテラスで琵琶湖を眺めながら摂ります。
 午後は、先ず知内浜オートキャンプ場の中を歩きます。陽が射してきました。桂浜、今津浜の園地では、食事を楽しんでいる家族がありました。道路脇には黄色く色づいているイチョウを時折見かけます。
 今津周遊基地から旧道を歩き今津港の前を過ぎ、近江今津駅にゴールしました。今日は長距離のウオークお疲れ様でした。次回は、12月10日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑨近江今津駅~近江高島駅21km」を近江今津駅10時00分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付   永原駅で


ずっと琵琶湖岸を歩く


田畑を見ながら歩く


途中で水分補給


湖のテラスで昼食


後半のウオークが始まる


知内浜オートキャンプ場を目指す
   
準備体操   永原駅で


時折サイクリング車とすれ違う


青空の下を軽快に歩く


五つのトンネルを抜けると海津大崎


琵琶湖を眺めながら昼食


お腹も満たされて元気回復


休憩が終わって出発

  ビューポイント

海津の町並み
 
北陸道の要衝の地として早くから開け、江戸時代に至ってもその機能は重視された。現在は湖側に切石を緻密に積んだ石垣が延々と続き、家々がその上に並んでいる。石垣には各戸から水面へ下がる石段がある。
海津浜の石積み
 湖岸沿いに築かれた石積みは、江戸時代に代官・西与一左衛門が波風から家を守るために築いたもので、まるで城の石垣を思わせる。
  義経の隠岩
 
高さ1.7m、幅2m四方の岩で、海津大崎の少し手前の湖岸にある。義経が兄の頼朝に追われる身となり、奥州平泉に逃れる時、この土地を通りかかったと言われている。
マキノ・サニービーチ「湖のテラス」
 高木浜から知内浜間の約1kmにわたって、なだらかな汀線が松林に青く縁どられて美しい景観を作り出し、「21世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選」に選定されている。オートキャンプ場等のアウトドア施設も整備されている。


         紅葉の西教寺と飯室不動堂を訪ねて
2023年11月5日(日)  晴れ  55名
   比叡山坂本駅~生源寺~日吉大社~西教寺~飯室不動堂~安楽律院~おごと温泉駅

 比叡山坂本駅近くの石積みの郷公園で受付けの後、準備体操をして出発しました。
 生源寺の前を通り、穴太衆石積みの道を歩きます。
 その後、日吉大社の鳥居をくぐり、東本宮横の山の辺の道を1kmほど歩きます。琵琶湖が見えてきます。千体地蔵尊の前を通りました。程なくして天台真盛宗の総本山である西教寺の前で休憩です。
 ここから山の方へ向かいます。しばらく坂を上ったり、下ったりしながらススキや柿を見ながら歩きます。鳶が飛び回っています。青空が広がり、汗ばんできました。
 本道から逸れて飯室不動堂へ通ずる道をしばらく歩き、11時過ぎに大阿闍梨の藤波さんが住まわれる飯室不動堂に

着きました。不動明王立像の前で休憩。人里離れた静寂な所です。
   昼食は、近くの安楽律院の広い場所でのんびりと紅葉を見
ながら摂りました。帰路はほとんど下りです。
 眼下に琵琶湖や棚田を見ながら歩きます。「今日のウオーキングはいつもとは違ったコースで良かったわ。」と、後ろを歩いている女性の声が聞こえてきました。
 雄琴学区の千野の集落を通りました。
 見晴台で一休みです。眼下に琵琶湖が広がっています。湖西バイパスの高架を渡り、湖西線の側道を下っておごと温泉駅に13時30分に着きました。
 本日はお疲れ様でした。

  次回は、11月26日(日)「紅葉の希望ヶ丘を巡る 野洲駅~野洲駅12km」を野洲駅9時30分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。

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 出発 石積みの郷公園で


日吉大社の中を通る


西教寺で水分補給


飯室不動堂に着く



安楽律院へ向かう


林間を歩いて雄琴へ

   
穴太衆積みの石垣を見て歩く


山辺の道を1kmほど歩く


坂本の市街から離れて


不動明王立像と千手堂


紅葉の下で昼食


見晴台で休憩


   ビューポイント

飯室谷不動堂
 千日回峰行を2回達成した酒井雄哉氏が晩年を過ごしたお寺。千日回峰行を達成した場合、阿闍梨という称号が与えられる。現在は大阿闍梨の藤波源信氏が住職を務めている。
 「比叡山飯室谷・不動堂」があるこの地は、古来から「比叡山三大魔所」の一つとされていて、「天悌峰」「慈恵太師御廟」そして「飯室谷・慈忍御廟」。
 魔所とされるのは、恐ろし処という意味ではなく、清浄
  であることより、ことの他、身を慎み、殺生などをしてはいけないという地。(http://www.imurodo.com/より引用)
安楽律院

 江戸時代、厳しい戒律を唱えた一門が再興。昭和24年放火により焼失。本堂、護摩堂、山門のみが残り、現在は無住の廃寺同様で、律院には藤原定家の爪を納めた塚や、「ふむだにも 縁なるてふ此山の 土となる身は たのもしきかな」の歌碑がある。


          特別例会 ウオーキングステーション「琵琶湖なぎさコース」
2023年11月2日(日)  晴れ   23名
   膳所駅~(旧東海道)~膳所神社~膳所城址公園~矢橋帰帆島~近江大橋~におの浜~膳所駅
 
 朝から陽が射し、気持良く晴れています。膳所駅近くの自治会館横の広場で受付です。いつものように準備体操の後出発しました。
 膳所事務所の前を通り、旧東海道を歩いて膳所城址公園で休憩です。紅葉は未だ見頃を迎えていないようです。
 琵琶湖に沿って近江大橋に向かいます。緑のメタセコイアが湖に映り込んで綺麗です。湖辺で聞こえてくるオカリナの「里の秋」のメロディーに癒やされました。
 近江大橋ではサイクリング車と何回も出会いました。琵琶湖では可愛いい水鳥が泳いでいます。
 矢橋帰帆島に向かいます。釣りをしている人がいます。
フルートを熱心に演奏している人の前を通りました。

   事務所に立ち寄り、マンホールカードを貰いに行き、休憩の後、出発です。樹間を歩くと涼しく感じました。犬の散歩をしている人を見かけました。
 帰路は近江大橋からなぎさ公園を歩きます。琵琶湖では観光船が航行しています。街路樹が少し紅葉し始めています。国道161に出て、膳所駅前のときめき坂を歩き、12時30分にゴールしました。今日は好天気に恵まれて最高のウオーキングになったのではないでしょうか。
 次回は、11月5日(日)「紅葉の西教寺と飯室不動堂を訪ねて 比叡山坂本駅~おごと温泉駅13km」を比叡山坂本駅9時30分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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準備体操  自治会館横の広場で


湖のほとりを歩く


さざなみ街道を歩く


烏丸半島を歩く


さざなみ街道に向かう


におの浜付近を歩く

   
膳所城址公園で休憩


船溜まりの横を通って近江大橋へ


対岸は大津市


樹間から木洩れ陽が射す


近江大橋からなぎさ公園を望む


ときめき坂を上って膳所駅へ向かう
     ビューポイント

 矢橋
 矢橋から船に乗り対岸の石場に達すると東海道の近道になることから、古くから琵琶湖岸の港町として栄えた。近江八景の「矢橋帰帆」として有名。現在は矢橋帰帆島が建設され、当時の趣はない。また、矢橋帰帆島と湖岸との間の水路に赤潮・アオコが発生しやすく問題が指摘されている。
近江大橋
 近江大橋は大津市丸の内町と草津市新浜町を結ぶ琵琶湖上
  の道路橋。
 近江大橋有料道路の一部として県道路公社が建設し、管理していたが、2013年12月26日をもって無料開放された。琵琶湖上の他の道路橋として、南側約3kmに瀬田川大橋(国道1号)、北側約19kmに琵琶湖大橋(国道477号)がある。湖南横断橋とも呼ばれ、国道1号のバイパスとしての機能をもつ。船の航路にあたる部分のみがややせりあがり、それ以外の部分が湖面10mを直線上にのびる構造である。



        琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑦ 木ノ本駅~永原駅 16km
2023年10月22日(日)  晴れ  209名
木之本駅~賤ヶ岳リフト前駐車場~賤ヶ岳トンネル~飯浦信号
~道の駅「塩津海道あぢかまの里」~岩熊トンネル~大浦~永原駅

 前日の雨も止み、木ノ本駅周辺は、空気が澄み渡っています。風が冷たく感じる朝 、いつものように準備体操の後集合写真を撮って出発しました。
 賤ヶ岳に向かって歩きます。陽射しが出てきて、真っ青な空に白い雲がたなびいています。沿道に、珍しい桑の木を見つけました。しばらく坂を上り、賤ヶ岳リフト前の広場で休憩の後、坂道を下ります。
 澄み切った空にキラキラと輝く奥琵琶湖と竹生島がくっきりと見えています。写真を撮っている方もおられます。サイクリングの人も足を止めて景色に見入っています。飯浦から賤ヶ岳トンネルを通り、奥琵琶湖に出ました。沿道にはススキが咲き、釣りをしている人がいます。
 
    塩津神社の前を通り旧道を歩き国道に出ました。
 あぢかまの里に到着です。皆さん、満開のコスモスを観ながら昼食です。お土産を買い求めて午後の出発です。
 しばらく歩くと再びコスモスに出会いました。急坂を歩き岩熊トンネルを抜けると下り坂が続きます。
 ゴールの永原駅には14時30分頃に全員到着しました。
 今日のウオーキンングはいかがでしたでしょうか。天候に恵まれてより一層琵琶湖が身近に感じられたのではないでしょうか。次回は、11月19日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑧永原駅~近江今津駅20km」を永原駅10時00分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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朝の様子   木ノ本駅で


B班の参加の皆さん



青空と白い雲の下を歩く


賤ヶ岳リフトの下で休憩



奥琵琶湖の景色に見とれる


トンネルを出ると下り坂



満開のコスモスを観ながら昼食
   
A班の参加の皆さん



木ノ本駅を出発


しばらく上り坂が続く


列詰め休憩


余呉トンネルに入る


賤ヶ岳を下る


午後の出発

  ビューポイント

塩津海道
 日本海と琵琶湖を結ぶ最短距離で古代から平城・平安京と北陸諸国を結ぶ重要な役割を果たしていた。大正時代までは帆船「丸子船」の基地として繁栄していたため今でも宿場町の雰囲気で当時の面影を残している。
塩津神社
 塩津浜は平安の頃より北陸・越後から運ばれる海産物、
特に塩の輸送の重要な中継地だった。
   塩津神社は祭神を塩土老翁と し、近くの志波谷では塩水が湧き、村人が製塩をい行っていたと伝わる。
菅浦の湖岸集落
 集落の歴史は深く、淳仁天皇伝説や中世に集落で書き留められた菅浦文書(国宝に指定)など他の集落にはない歴史を残している。また、北欧のフィヨルドを思わせる静寂で神秘的な入り江や、人の手が加えられていない湖岸線は魅力的である。


           大津なぎさウオーク(秋晴れの日・湖畔を歩く
2023年10月17日(火)   晴れ  120名
大津駅~お祭り広場~なぎさ公園~サンシャインビーチ~近江大橋~琵琶湖漕艇場~瀬田唐橋~石山駅

  風が少し冷たく感じる朝、受付の大津駅北口広場には、元気なウオーカーが集まっています。
 志村会長の挨拶に続き、大津駅副駅長さんのお話を聞いた後、表彰式があり、10回から100回完歩された方に、それぞれバッジや、Tシャツ、ウインドブレーカーが手渡さられると、参加のみなさんから大きな拍手がありました。
 準備体操と記念撮影の後出発です。大津駅からお祭り広場まで30m道路を歩き、なぎさ公園からサンシャインビーチに向かって湖岸沿いを歩きます。
 なぎさ公園では、釣りやランニングを楽しむ人の姿があり

  ました。澄み切った青空の下、琵琶湖を見ながら気持ち良く歩くことができました。
 休
憩所では丁度ミシガンが寄港するところでした。近江大橋を渡り唐橋公園で昼食です。たくさんの鳩が我々を歓迎してくれている中、木陰に腰を下ろし瀬田川を眺めながらゆったりとした時間を過ごしました。瀬田唐橋を歩き石山駅にゴールしました。
 11月21日(火)「大津なぎさウオーク(新しい紅葉の場所を探して)大津駅~大津京駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。皆様多数の参加をお待ちしています。

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コース説明を聞く


琵琶湖文化館近くを歩く


湖岸をさわやかウオーク


ミシガンに出会う


唐橋公園を出発前
   
準備体操


琵琶湖文化館からサンシャインビーチへ


三上山が見える


唐橋公園では鳩のお出迎え


唐橋を渡る
 
   ビューポイント

 瀬田唐橋  「唐橋を制する者は天下を制す
 全長260m。勢多の唐橋とも書き、瀬田の長橋とも言われる。京都の宇治橋、山崎橋とならんで日本三名橋の一つとされてきた。明治22年まで瀬田川に架かる唯一の橋であった瀬田唐橋は、交通の要衝であり、京都防衛上の重要地であったことから、「唐橋を制する者は天下を制す」と言われた。
 唐橋を舞台として繰り広げられた壬申の乱、寿永の乱、承久の乱など、昔から様々な戦乱に巡り合ってきた。本格的には近江大津宮遷都の時に架橋されたと考えられるが、当時は現在の位置より65m南の龍王社・雲住寺を東端としてい
  た。俵藤太こと藤原秀郷は、940年の平将門の乱の討伐で知られる。彼が瀬田唐橋に現われた大蛇に頼まれ、三上山に住む百足を成敗したという伝説も武勇のほまれ高い秀郷らしい。大蛇は瀬田川に住む龍王の化身とされ、橋の東詰には、秀郷と龍王を祀る橋守神社がある。(俵藤太の百足退治)
琵琶湖漕艇場
 直線で静水に近い6コースがあり、艇庫や合宿所も完備した水に親しむ施設。JR瀬田川鉄橋の上流、琵琶湖畔にある。漕艇・カヌー教室が開かれている。
艇庫、艇の使用のほか、宿泊も可能。 


         高月観音を巡る
2023年10月15日(日)  曇り後晴れ  46名
   高月駅~冷水寺~竹蓮寺~ほりぬき公園~西野薬師堂
     ~西野正妙寺~東柳野薬師堂~渡岸寺観音堂~高月駅
 
 所によっては朝から雨模様の地域もありますが、高月駅では雨は降っていません。「観音の里ふるさとまつり」の周遊バスがツア-客を待っています。弁当やたこ焼きなども販売しており、いつも以上に駅周辺は賑わっています。
 いつものように準備体操の後、集合写真を撮ってから青空と白い雲の下、高月駅を出発しました。
 沿道には柿がなり、のどかな田園地帯を歩きます。
 最初は田んぼの脇にある宇根冷水寺の胎内仏(聖観音菩薩座像)です。今から約1300年前の724~729年の僧・行基が自ら刻んだと言われています。冷茶をいただき喉を潤しました。
 次は西阿閉の竹蓮寺の異形のホトケと言われる宝冠阿弥陀如来(伝聖観音座像)です。村の伝えによると、かつて大雨の際に余呉川の橋げたに流れ着いたこの座像を村人が拾い上げ、お堂を作って安置したそうです。
 沿道には所々にススキが咲いています。近江青の洞門と呼ばれている西野水道の近くのほりぬき公園で昼食です。キンモクセイのいいい香りが漂っています。
 西野水道は、琵琶湖へ向かって貫かれている排水用の岩

  盤を刳り貫いて作られています。今から約170年前、西野の村と耕地を水から守るために行われた大土木事業であり完成するまでに6年を要したと記されています。トンネル中は暗くてひんやりとしていました。出発間近に急に雨が降り、東屋で待機。程なくして小降りになり出発です。
 山本山に向かって田園地帯を歩き、西野薬師堂の十一面観音立像と正妙寺の千手千足観音立像を拝観します。
 まだ稲刈りの終わっていない田んぼを見ながら歩くと、次は東柳野長命寺の薬師如来像です。周辺には、松尾芭蕉の句碑や姫塚古墳があります。
 広い蕎麦畑を見て、程なく歩くと渡岸寺の前です。観音堂には有名な十一面立像があり、境内ではたこ焼、イカ焼きなどの露天が立ち並び、大勢の人で賑わっていました。
 今日のウオーキングはいかがでしたでしょうか。様々な観音様にお詣りでき、それぞれお感じになられたのではと思います。次回は、11月5日(日)「紅葉の西教寺と飯室不動堂を訪ねて 比叡山坂本駅~おごと温泉駅13km」を比叡山坂本9時30分集合で実施します。

 皆さま多数の参加をお待ちしています。
 
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準備体操


ウオーキング日和


あちこちに柿が実る


田園地帯を歩く



西野水道を歩く


稲刈り前の田を見ながら
   
参加の皆さん


青空と白い雲の下を歩く


竹蓮寺で


ススキが咲き乱れる


東柳野の長命寺で


渡岸寺境内で市が開催

  ビューポイント

 「観音の里」高月
 多くの観音さまがあたたかく見守り続ける「観音の里」高月。
長浜市北部地域には、国宝、重要文化財を含め、著名な観音さまが数多く祀られている。
 観音の里ふるさとまつり当日は、これら秘仏を含め市内の観音さまを一挙に拝観できる周遊バスツアーや観音堂を巡る巡回バス、門前市など湖北の仏さまとの出会いを求めて様々

  なイベントが開催されている。
渡岸寺観音堂

 湖北の「観音の里」と呼ばれる高月町にある真宗大谷派の寺、渡岸寺観音堂(向源寺)。寺伝によれば天平8年(736年)、平城京に疱瘡(ほうそう)が大流行し、その病魔退散の願いから聖武天皇の勅願で、白山を開いた泰澄が十一面観音立像を刻み観音堂を建立。当所は慈雲山光眼寺と名乗ったという名刹。


        第8回 大津祭ウオーク
2023年10月8日(日)   曇り  109名
   膳所駅~(旧東海道)~県庁前~天孫神社~京町~札の辻~巡行見学~大津駅
 
 膳所駅近くの自治会館で受付です。準備体操の後、集合写真を撮ってから出発です。
 膳所駅前の踏切を渡り、大津警察署前を左折し、旧東海道に入ります。NHK大津放送局では「大津祭」に合わせてキャラクターの「ちま吉」が姿を見せています。
 コンチキチンの祭り囃子の音が聞こえてきました。
 大津駅から御幸町を下り、京町通りに出て札の辻まで歩き、電車通りを浜大津の方へ向かいます。
  湖国三大祭の一つである大津祭は、江戸時代初頭から行われていた祭礼で、古くは四宮祭と呼ばれ、京町三丁目にある天孫神社の例祭です。
 本祭の今日は4年ぶりの巡行で、ゴブラン織りや精巧な金具に飾られた豪華絢爛な13基の曳山巡行の様子を見学します。大津祭の賑わいを一層引き立てるお囃子は、京都の祇
  園祭から直接伝わったもの(祇園囃子)。三種類によって構成される大津祭のお囃子の曲目は数十秒から1~2分繰り返されます。
 お囃子の演奏や、からくり人形を飾った曳山の写真をみなさん熱心に撮っておられました。
 からくりとは一般に仕掛け装置のあるものの総称ですが、中でも、鯉釣り・鯉の滝登りなどは独特のメカニズムがあって大変興味深いものです。
 お昼は中央大通りにて13基の曳山が一同に展示されています。昼休憩を挟んだ後も、午後5時30分まで氏子中を回り、大津の旧市街は終日お祭り一色の賑わいに包まれます。

 次回は、10月15日(日)「高月観音を巡る 高月駅~高月駅12km」を高月駅10時00分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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コース説明を聞く





   
大津駅から御幸町を下る







    
 ビューポイント 

 宵宮
 本祭の前日の10月7日(土)午後1時ころ、宵宮曳きが行われます。このときも囃子方が乗り込み、祭本番が近づいていることをアピールします。コースは町内周辺で、4時ころから大吊り提灯の準備を始めます。時間は午後6時。宵宮になると、笛・太鼓・鐘の「コンチキチン」のお囃子で盛り上がります。無数の提灯に曳山が優美に浮かび上がります。夕刻から、からくり人形などの曳山飾りが各町の役員宅に飾られ、道路から見学できます。
  源氏山(中京町)は今年創建約300年を迎えました。
 少子高齢化などの影響で担い手の減少が進み、旧中京町でもこの40年で人が住む家は半減し、囃子方の約8割は町外の人だそうです。
山建て
 本祭の一週間前の10月1日、山蔵から曳山が出され組み上げられます。全部の曳山は、江戸時代から受け継がれ、とても大切にされています。
 大津祭では、この組み上げ作業を公開しています。


       西国三十一番 長命寺を巡る
2023年10月1日(日)  晴れ  39名
近江八幡駅~桜宮町~市営小幡駐車場~近江八幡市立図書館~長命寺~びわ湖よし笛ロード~桜宮町~近江八幡 16km

  朝方、少々雨が降っている地域もありましたが、近江八幡駅の受付では、雨は上がり涼しく感じます。
 いつものようにコース説明の後、準備体操をし、集合写真を撮ってから出発です。
 近江八幡駅前の大通りを正面の八幡山を見ながら歩きます。市立八幡小学校から本願寺八幡別院に行く途中の洋館街を歩きました。
アメリカの開拓時代を象徴するコロニアルスタイルのヴォーリズ建築で、レンガ塀や高い煙突、広々とした庭などを特徴とする家が並んでいます。
 南津田町に入ると前方に長命寺が見えてきました。キャベツなど野菜畑が一面に広がっています。
 近江八幡運動公園で休憩です。
 県道26号を歩き、長命寺町に入り、長命寺バス停の前に着きました。道路脇には彼岸花が咲いています。
 
いよいよ長命寺山に登ります。二つの班に分かれました。
   階段を登るコースは、頂上に行くに連れて急勾配になっており、途中何回も休憩をしながら登りました。長命寺が見えると、やっと着いたという安堵の気持ちになりました。
 山道コースも普段歩いている道と違って曲がりくねった道です。眼下の琵琶湖を見ながら昼食です。登り切ったという達成感でいつも以上に美味しく頂きました。
 帰りは山道コースを下ります。
 県道に出て白鳥川に沿ってよし笛ロードを歩き、近江八幡駅にゴールしました。
 今日はお疲れ様でした。普段一人では中々行くことの出来ない長命寺を訪れることができて充実した一日になったのではないでしょうか。
 次回は、10月15日(日)「高月観音を巡る 高月駅~高月駅12km」を高月駅10時00分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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コース説明


桜宮町付近を歩く


ヴォーリズ建築の洋館



長命寺町を歩く


いよいよ長い階段を登る


山道から長命寺を目指す


昼食後の一時
   
参加のみなさん



中村町付近を歩く


南津田町を歩く


長命寺山を見上げる


急勾配な階段が続く


西の湖を眺めながら昼食


本堂と三重塔の前で

  ビューポイント 

長命寺
 長命寺は、琵琶湖畔にそびえる標高約333mの「長命寺山」の約250m付近に位置し、麓から本堂にいたる808段の長い石段で知られている。
 長命寺の自伝によれば、第12代景行天皇の時代に、忠臣として知られる武内宿禰が、この地で柳の巨木に「寿命長遠諸願成就」と記し、長寿を祈願した。このため宿禰は、300年以上の長命を保ち、景行・政務・仲哀・応神・仁徳の5代
 
  の天皇と、神功皇后に仕えたといわれている。
 早速、太子は千手観音を彫り、伽藍を建立、宿禰の長寿にあやかり「長命寺」と名付けたと伝えられている。長命寺の堂宇は、室町時代から江戸時代初期に再建されたもので、本堂、三重塔、鐘楼、護摩堂は重要文化財。
 本堂には、千手観音、十一面観音の3体が長命寺の本尊として安置され、「千手十一面聖観世音菩薩三尊一体」と呼ばれて、いずれも重要文化財で秘仏となっている。



       琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑥長浜駅~木ノ本駅 22km
2023年9月24日(日)  晴れ 198名
長浜駅~産直びわみずべの里~奥びわスポーツの森~湖北みずどりステーション~片山トンネル~木ノ本駅

 長浜駅西口広場で受付です。暑さも和らぎ朝晩は過ごしやすくなりました。いつものように準備体操の後、記念撮影をして出発です。左に豊公園を見て湖岸道路に出ます。
 しばらく琵琶湖を見ながら歩いていると、そば畑が一面に広がっていました。
 最初は産直びわみずべの里に寄ります。周辺の南浜はぶどうの産地で、みなさん、ぶどうを買い求めようと中に入られますが、殆ど売り切れてありません。梨やリンゴ、農産物を買っておられました。
 出発の時間になりました。ずっと右に伊吹山を見ながら歩きます。姉川大橋を渡ると、たくさんの白鷺が羽を休めています。木の枝に止まっている鷺もいました。
 時折、バイクが轟音を立てて走っています。サイクリング車が一列で通過して行きます。道路の気温を見ると24度でした。道路脇の草むらには朱色の彼岸花が咲いています。ピンクや白のコスモスも咲いています。トンボも舞っています。秋を感じる光景です。
 
   奥びわスポーツの森でB班は昼食です。
 真っ青な空に白い雲が浮かんでいます。気温が上がってきて歩くとまだまだ暑いです。
 湖北みずどりステーションでA班は昼食です。皆さん冷たい飲料で喉を潤しておられます。
 尾上を右折すると奥琵琶湖の景観が見事です。片山トンネルを通り抜け、山間を歩きます。サルスベリの木には少しだけピンクの花が咲いています。ススキも咲いています。柿がなっています。稲の脱穀を終えた農家の方がトラックに積み込む様子が見えました。栗のイガから茶色の栗の実が顔を覗かせていました。
 西山南橋交差点を右折しゴールの木ノ本駅に向かいました。
今日は暑い中の長距離ウオークお疲れ様でした。
 次回は、10月22日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑦木ノ本駅~永原駅16km」を木ノ本駅10時00分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付に向かう参加のみなさん


A班のみなさん


南浜のぶどう畑付近を歩く


道の駅・湖北みずどりステーションで


沿道に咲く秋桜


青空と白い雲

   
準備体操



B班のみなさん



高時川の白鷺の群れ



道の駅を出発



もうすぐ片山トンネル




イガが弾けて茶色の栗の実が


  ビューポイント

産直びわみずべの里
 特産品の南浜ぶどうをはじめ、地元で取れた野菜や果物、琵琶湖で取れた湖魚、加工品では、田舎味噌、梅干、弁当、惣菜等を販売している。中でも人気商品は「環境こだわり米」。滋賀県の環境こだわり農業基準やJASにも合格したお米は、美味しくて安心。

湖北水鳥観察センター
 
 目の前の景色は「日本の夕陽百景」に選ばれている。
波静かな琵琶湖を紅く染めて対岸の比良山系に沈む夕陽は水鳥や湖岸の自然をアクセントとして多くのカメラマンや旅人
  を楽しませてくれる。湖北水鳥公園には、一年を通して多くの野鳥が訪れ、野鳥センターからはフィールドスコープで水鳥を身近に観察できる他、専門員が鳥や自然について分りやすく説明してくれる。
 秋から冬にかけては、オオヒシクイやコハクチョウ、オ
オワシなどの渡り鳥がやってきて、琵琶湖の美しい夕陽とともに訪れる人を魅了する。

 地元で採れた野菜や果物、近くの漁港で獲れた湖魚を使った惣菜を中心とした農林水産物販売所と、地域の伝統料理を食べることのできる和風レストランを併設している。


          大津なぎさウオーク(初秋の西近江路を往く
2023年9月19日(火)   晴れ  79名
大津駅~大津港~競艇場前~びわ湖大津館~自衛隊前~唐崎神社~唐崎苑~四ッ谷~坂本城跡~比叡山坂本駅

 暑さも少し和らぎ、受付の大津駅北口広場には、元気なウオーカーが集まっています。志村会長の挨拶の後、10回から50回完歩された方に、それぞれバッジやタオル、Tシャツが大津駅長さんから手渡されました。
 準備体操の後出発です。大津駅から大津港まで30m道路を歩いて休憩した後は、競艇場前を通ってびわ湖大津館に着くと、秋の薔薇の剪定作業をしておられました。
 参加のみなさんは、腰掛けて渇いた喉を潤したり、クーラーのよく効いた館内に入って休んだりされています。
 柳が崎の湖岸を歩いて国道161に出ました。琵琶湖からの涼風を受けて気持良く歩くことができました。
 唐崎神社では、お参りしたり、琵琶湖の景色を眺めたりし
  ておられます。「唐崎の霊松」と呼ばれていた唐崎の松ですが、今では殆ど枯れてしまい、以前のような美しさは見られず残念です。平成30年に新しい後継樹が植えられました。
 唐崎城跡公園では座ってゆっくり食事ができました。明智光秀像の前に行くと光秀を偲ぶ演歌が流れています。熱心に聴きいる人も見られました。
 朱色の山王鳥居の前を通り、国道161を渡って北國街道を歩きます。坂本城址を見て比叡山坂本駅に1時頃ゴールしました。10月17日(火)「大津なぎさウオーク(秋晴れの日・湖畔を歩く)大津駅~石山駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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びわ湖大津館に着く


琵琶湖の景観を楽しむ



七本柳の前を通る


唐崎城跡公園で昼食

   
柳が崎の湖岸を歩く


唐崎神社に着く


山王鳥居と三上山


明智光秀像の前で

    ビューポイント

 唐崎
 韓﨑、辛崎、可楽崎などの字を充てる場合もあるが、「万葉集」にも現れる大都京時代からの景勝の地であり、柿ノ本人麻呂は「さざなみの志賀の唐崎幸くあれど大宮人の船待ちかねつ」と歌い、815年嵯峨天皇は統治で船遊びに興じている。
 古くは、湖上交通の湊と考えられ、平安時代には、天皇の災厄を払う「七瀬之祓所」の一つとして重視され、朝廷の夏越しの祓をはじめ、国家の大事にあたっての祓が行われた。
 現在も毎年7月28・29日に行われる唐崎神社の 「み
  たらし祭」はこの唐崎祓所の伝統を受け継ぐとされている。
 「枕草子」に湖畔の名称として紹介され、室町時代の終わりに、「近江八景」が選定されると、その一つ
「唐崎の夜雨」の舞台となった。

唐崎の霊松
 先代は高さ27m、幹廻り11m、枝東西72m、南北86mという巨木であった。現在、三代目となり、平成28年頃から老齢化のため、北側の枝を伐採。その後、平成30年2月に若松の植栽をする。


       第7回枝豆収穫ウオーク
2023年9月17日(日)    晴れ   249名
   6kmコース  マキノ駅~湖のテラス~百瀬川~枝豆収穫~近江中庄駅 
       12kmコース  マキノ駅~メタセコイア並木~ピックランド~枝豆収穫~近江中庄駅

 今日は枝豆収穫ウオークとあって、マキノ駅前の受付では長蛇の列ができています。いつも以上に受付に時間がかかりました。
 6kmコースは、湖のテラスから知内浜を通り中庄駅近くの畑で枝豆を収穫します。
 12kmコースはピックランドまで歩いた後、枝豆を収穫します。日曜日なのでメタセコイア並木を観る人やピックランドでジェラートを買い求める人などで賑わっています。
 ピックランドで昼食です。トンボが舞っています。周囲は緑
がいっぱいで犬の散歩をしたり、グランドゴルフを楽しむ
   人がいます。12kmコースは、中庄駅近くの畑まで歩いた後、合流しました。
 照りつける太陽の下でみなさん、黙々と枝豆を取っている人や、談笑している人など、和やかな雰囲気が漂っていました。袋に枝豆をいっぱい詰めて中庄駅にゴールしました。

 今日は暑い中お疲れ様でした。
 次回は、10月1日(日)「西国三十一番長命寺を巡る 近江八幡駅~近江八幡駅16km」を近江八幡駅9時30分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付 マキノ駅で


メタセコイア並木を歩く


ピックランドで昼食


枝豆の収穫
   
メタセコイア並木を目指す


左は栗園が広がる


ピックランドを後にして


一面に畑が広がる

 ビューポイント

  
 メタセコイア並木
 延長2.4kmにわたってメタセコイアが約500本植えられており、読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選定され、訪れる人々を魅了している。
マキノピックランド    
 旬の果物狩りが楽しめる農業公園。果樹園ゾーンでは、初夏のサクランボからブルーベリー、ぶどう、くり、さつまいも、りんごと旬の果物の収穫ができる。
 沿道修景ゾーンは、果樹園を一直線に抜けるメタセコイア並木。パークゾーンでは、施設を総合的に管理するセンターハウスを中心に、カフェ、レストラン、芝生広場、グランドゴルフ場などが整備されている。
   お土産や手作りジェラートアイスの販売もしている
マキノ高原

 昭和の初期にマキノスキー場としてオープンしたマキノ高原。現在は、オートキャンプ場、グラウンドゴルフ場などを備えたアウトドアスポーツの拠点として、赤坂山をはじめとする野坂山地への登山ベース地として、春夏秋冬楽しめる高原となっている。
マキノ高原さらさ
 水着で利用できるバーデゾーンや、水中マッサージ・水中ストレッチング・水中歩行が楽しめるウオーキングゾーンのほか、屋外ジャグジーからは赤坂山系の大パノラマが一望でき、大自然の中の温泉で身体をリフレッシュできる。


      秋の北國街道を歩く
2023年9月10日(日)  晴れ   55名
高月駅~阿弥陀橋~速水宿~馬渡橋~唐国・山内一豊~初所領地~姉川大橋~曽根~列見町~長浜駅 13km

 今日は「秋の北國街道を歩く」ですが,朝から蒸し暑い日になりました。10時から出発式を行い、会長の挨拶とコース説明の後、準備体操をしてスタートです。
 北國街道は中山道の鳥居本から分岐し、琵琶湖東岸を北上し北陸方面へとつながる道です。
 高月は「観音の里高月」と言われるだけあってこの辺りは寺が多く点在しています。その中でも、渡岸寺の国宝十一面観音立像や大日如来像は特に有名です。
 立派な屋敷の前を通りかかると、瓦の上にいる七福神の大黒天様が目に付きました。小さくてとても可愛いいです。村の中を流れる川には鯉が泳いでいます。
 河毛駅付近の速水では、立派な屋敷に松の木が植わってあり、松の木の上の方は電線に架からないようカットされています。
 馬渡橋を渡り、長浜市唐国町に入ります。山内一豊公初所領之地の前を通りました。
 姉川大橋にさしかかりました。姉川と言えば織田徳川連合
   軍が浅井朝倉連合軍を破った合戦で有名です。橋を渡り、しばらく歩くと大きな竹生島道の石標がありました。北國街道を北上してきた旅人を竹生島に案内するものと思われます。北國街道の案内も所々にあります。
 曽根の集落の中には綺麗な川が流れていたり、通りの至る所に北國街道の面影が残っています。
 長浜は、多くの商人や旅人、武将たちが頻繁に利用し、その宿駅として、また湖上交通の要として栄えた町です。
 街道沿いには今も、港町の風情を残す船板塀や紅殻格子(べんがらごうし)、虫籠窓(むしこまど)の家々や白い土蔵を持つ老舗の商家、道中安全を願った常夜灯などが建ち並び、昔の面影を色濃くとどめています。
 長浜駅には14時頃に到着しました。今日は暑い中のウオークお疲れ様でした。
 次回は、9月17日(日)「第7回枝豆収穫ウオーク マキノ駅~近江中庄駅6km・12km」をマキノ駅10時00分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。



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休憩の後スタート


一列で歩く


あちこちにサルスベリが

   
休  憩



静かな通りを歩く


馬渡橋(もうたりばし)を渡る


  ビューポイント

馬渡橋(もうたりばし)
 全国的に馬渡(うまわたり、まわたり等)の読み方に使われている地名はいくつもあるが、馬渡(もうたり)と読まれるのはここだけです。北國街道であったにも関わらず、昔は橋がなかったため、渡し船がなければ対岸へ行けません。南北時代の八相山の戦いの後に足利尊氏が北陸へと向かう際に、川渡りを村人が協力したことで、川を馬で渡ったことから馬渡と命名されるようになったと記されている。
山内一豊
 妻の「千代」による内助の功などにより大出世を果たし、やがて土佐国202,600石の大名へと出世を遂げた。一豊は口数の少ない温和な性格で、華々しい武勲もそれほど多くなかった戦国武将だったが、その反面、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康という天下人達から厚い信頼を得ていた。
  山内一豊初所領之地
 1573年夏、織田信長の越前朝倉攻めに従軍した山内一豊は、近江と越前国境刀根坂で、朝倉軍きっての強弓の土、三段崎勘右衛門と死闘を繰り広げます。三段崎が放った矢は一豊の左のまじりから右の奥歯まで貫通したが、これにひるむことなく見事勘右衛門を討ち取った。
 そこへ家臣の五藤吉兵衛為浄が駆けつけ一豊の顔を貫く矢を口にくわえて抜こうとしたが、一豊が「顔を踏みつけて抜け」と命じたので、為浄は草履を脱ごうとする。
 しかし一豊は「そのまま踏め」と命令し、為浄は草履のまま顔を踏みつけ矢を抜き取ったといいます。
 討ち取った三段崎の首は秀吉の元に持ち込まれました。さらには信長の前で首実検が行われている。一豊はこの武功により近江唐国四百石の知行を与えられた。


      くつの日 滋賀大会
2023年9月3日(日) 晴れ  150名
       15キロコース 石山駅~膳所城址公園~近江大橋~矢橋帰帆島(一周)~さざなみ街道~
唐橋公園(昼食)~瀬田唐橋~石山駅
      11キロコース 石山駅~~膳所城址公園~近江大橋~さざなみ街道~瀬田唐橋~石山駅

 石山駅芭蕉像のある広場には近畿各地から多くのウオーカーが集まりました。今日は「大きい琵琶湖と瀨田川畔を歩こう」と題しての「くつの日滋賀大会」です。
 出発式では、各府県協会長の紹介と挨拶があり、コース説明と準備体操の後出発しました。
 15キロコースも11キロコースも、石山駅を出発して瀬田川右岸を通り、膳所城址公園まで歩き近江大橋を渡ります。
 15キロコースは、この後矢橋帰帆島を一周します。
両コースともさざなみ街道から瀬田唐橋を渡って石山駅にゴールします。参加の皆さんは、青空と真っ白のもくもく雲を
 
  見ながら、照りつける太陽の下、歩いています。
瀬田川ではボートを漕ぐ若者や釣りを楽しむ人がいます。
 ゴールされた方は、炎天下に歩いた証の火照った顔をされ
休憩されていました。
 12時からお楽しみ抽選会です。ウオーキングシューズやTシャツ、可愛いい信楽焼のたぬきなどが当たります。みなさん、気に入った景品をゲットされたでしょうか。
 今日は瀬田川沿いを歩いたり、近江大橋から琵琶湖を眺めたりされて、滋賀の景観はいかがでしたでしょうか。
 次回も滋賀でお会いできる日を楽しみにしています。

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参加の皆さん   石山駅広場で



準備体操



膳所から琵琶湖を望む


瀬田から石山方面を望む



瀬田から唐橋公園へ向かう

   
志村会長のあいさつ


なぎさ公園を歩く




参加者とアンカー




ボートを漕ぐ若者  後ろは近江大橋



瀬田唐橋を歩く

    ビューポイント

 近江大橋
 近江大橋は大津市丸の内町と草津市新浜町を結ぶ琵琶湖上の道路橋。近江大橋有料道路の一部として滋賀県道路公社が建設し、管理していたが、2013年12月26日をもって無料開放された。琵琶湖上の他の道路橋として、南側約3kmに瀬田川大橋(国道1号)、北側約19kmに琵琶湖大橋(国道477号)がある。

瀬田唐橋  「唐橋を制する者は天下を制す」
 唐橋を舞台として繰り広げられた壬申の乱、寿永の乱、承久の乱など、昔から様々な戦乱に巡り合ってきた。本格的には近江大津宮遷都の時に架橋されたと考えられるが、当時は現在の位置より65m南の龍王社・雲住寺を東端としていた。 
 
   俵藤太こと藤原秀郷は940年の平将門の乱の討伐で知られる。彼が瀬田唐橋に現われた大蛇に頼まれ、三上山に住む百足を成敗したという伝説も武勇のほまれ高い秀郷らしい。
 大蛇は瀬田川に住む龍王の化身とされている。


矢橋帰帆島(やばせきはんとう)

 昔は矢橋港から向かい側の大津へ帆舟が行き交っており、その景色は「矢橋(八橋)の帰帆」として近江八景の一つに数えられ、江戸時代の歌川広重の浮世絵にも描かれた。
 明治になり陸路輸送の発達により矢橋港は次第に衰退し、その後静かな船着場として昔の面影を留めていたが、1978年に下水処理施設建設のために埋め立てが始まり、1982年には人工島が完成し、下水道浄化センターとして運用が開始された。
 




      琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑤彦根駅~長浜駅 15km
2023年8月27日(日) 晴れ  201名
彦根駅~金亀公園~彦根港~松原水泳場~朝妻湊跡~道の駅・近江母の郷~近江の館~長浜駅

 7月の琵琶湖一周健康ウオーキングから1ヶ月以上も経つ今日のウオークですが、彦根駅の井伊直政像が立つ広場には多くの方が参加してくださいました。いつものように準備体操をし、集合写真を撮ってから出発です。
 護国神社前を左に曲がり、いろは松を見ながら金亀公園に向かいます。川沿いに進み、彦根港で休憩になりました。
 松原水泳場では、「びわ湖横断リレー水泳大会16km」が開催されています。最後の日曜日とあって家族連れで湖水浴を楽しむ人の姿が目につきました。
 米原市に入りました。真っ青な空と白い入道雲を見ながら

琵琶湖岸をずっと歩きます。真っ白いヨットが浮かび、水上
  バイクを楽しむ若者の姿がありました。長浜ドームの前を通り、近江母の郷で昼食です。
 近江の館では冷茶のサービスがあり、乾いた喉を潤しました。右に長浜大仏を見てしばらく歩くと、左前方に水陸両用の観光船が長浜港に近づいています。
 港町の信号を右折し長浜駅にゴールしました。
 本日は猛暑の中のウオークたいへんお疲れ様でした。

次回は、9月24日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑥長浜駅~木ノ本駅22km」を長浜駅9時30分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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A班のみなさん 彦根駅井伊直政像の前で


彦根城が見える


松原水泳場の横を通る


水分補給の休憩


信号を渡って長浜駅を目指す


長浜大仏の前を歩く
   
B班のみなさん 彦根駅井伊直政像の前で


お堀に沿って歩く


米原市に入る


近江母の郷で昼食


ずっと湖岸を歩く


やっとゴールの長浜駅にゴール
       
 ビューポイント

 松原水泳場
 白砂の浜が1km続き、松林も美しい浅瀬の水泳場。鳥人間コンテスト選手権大会の会場としても知られている。
朝妻湊跡

 古代から東海・北陸地方の行き来や荷物の運搬など、湖上交通の要港として発展してきた。
 秀吉が京の大仏殿建立の際、尾張や美濃から木材を運搬し、木曾義仲の後続部隊の出陣にも朝妻湊を経て戦地に向かうなど、重要な役割を果たしてきた。
    しかし、江戸時代に入り、彦根藩主、井伊氏が米原湊を御用港として保護するのを境に、それまで行われていた湖上交通は制限され、港のにぎやかさは影をひそめた。今では朝妻湊跡の石碑、港内に敷き詰められた石畳が当時を偲ぶものとして残っている。
長浜大仏
 28mの青銅製の阿弥陀如来像。琵琶湖を背にして琵琶湖のほとりに建っている。現在二代目の大仏で1994年に建立、開眼供養された。


         大津なぎさウオーク(たそがれウオーク)夏の終わりの夕暮れ・琵琶湖畔を歩こう
2023年8月22日(火)  93名
大津駅~お祭り広場~なぎさ公園~サンシャインビーチ~膳所城址公園~石山駅

 受付の大津駅北口広場では、日中の暑さも和らいでいます。志村会長の挨拶の後、駅長さんから20回と40回を完歩された3人の方にバッジが、50回を完歩された1名の方にTシャツが、100回完歩された方1名にウインドブレーカーがそれぞれ手渡されました。
 今日は琵琶湖岸をずっと歩きます。なぎさ公園からサンシャインビーチにかけて琵琶湖からの涼風を受けて気持良く歩

  くことができました。
膳所城址公園では木陰に座ってゆっくり休憩です。
 今日は昼間の暑さを忘れ夕刻の琵琶湖岸を歩きました。
いつもと違う琵琶湖を感じられたのではないでしょうか。
 9月19日(火)「大津なぎさウオーク(初秋の西近江路を往く)大津駅~比叡山坂本駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。皆様多数の参加をお待ちしています。
 
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大津駅北口広場で


サンシャインビーチを歩く


膳所城址公園に着く


膳所城址公園を出発


心地よい風を感じながら


後方には近江大橋が見える
   
大津駅長さんのあいさつ


対岸は三上山


木陰で休憩


粟津の湖岸を歩く


もうすぐ石山


瀬田川沿いに進む

     ビューポイント

 膳所城址公園
 膳所城址公園は膳所城本丸の跡地。明治3年に廃城後民間に売却された後、昭和26年に大津市が買い取り都市公園と して整備され今日に至っている。
 膳所城は、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、西軍への備えと京都禁裏の監視のため、藤堂高虎に命じて築城した天下普請第一号の城である。
   粟津の晴嵐
 近江八景の一つ。当時の面影がないため、復活を祈念して1998年(平成10年)に松の木が植樹された。「近江八景・粟津の晴嵐」は、500本を越えた松並木が、晴れた風の強い日、嵐のように枝葉がざわめく様を風情豊かに表したもの。
 実在の「粟津の晴嵐」は、現在の粟津から石山鳥居川付近。



        大津なぎさウオーク(琵琶湖の恵みに感謝して)
2023年7月18日(火)  晴れ  143名
大津駅~(旧東海道)~札の辻~北國街道~三井寺~皇子山公園~(旧江若鉄道跡)
~大津港~ミシガン乗船~なぎさ港~サンシャインビーチ(昼食)~(旧東海道)~膳所駅

 朝から太陽が照りつける真夏日になりましたが、7月のウオークはミシガンに乗れるとあって大津駅北口広場は大勢の方で賑わいました。
 志村会長の挨拶の後、女性の駅長さんの挨拶に続いて10回完歩された3人の方への表彰があり、それぞれバッジが手渡されました。
 準備体操をし、集合写真を撮った後出発です。
 大津駅を下り、旧東海道を歩き、札の辻から長等小学校横を通って三井寺で休憩です。大津港まで歩き、「滋賀県ウオーキング協会ご一行様」のアナウンスが流れる中、係の方の見送りを受け11時出航のミシガンに乗船しました。
 デッキでは琵琶湖の風を感じながら、周囲の景色を眺めた
 
   り、皆さんゆったりと過ごされていました。
 中には、遠方から来た人に説明をされている方や、ベンチに腰掛け気持ちよさそうに居眠りをされている方もおられました。昨年は雨のため景色は見えず部屋の中に閉じ込められたままでしたが、今回は坂本沖までを周遊する70分コースに皆さん喜んでおられました。
 におの浜観光港に12時10分に着き、サンシャインビーチで昼食後、膳所駅まで歩いた後、解散になりました。

 8月22日(火)「大津なぎさウオーク(たそがれウオーク)大津駅~石山駅12km」は、大津駅16時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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大津駅長さんも準備体操


三井寺へ向かう


大津港に到着


温かい見送りを受けて


赤いパドルで航行する外輪船ミシガン


下船後サンシャインビーチに向かう
   
参加されたみなさん



三井寺を出発


ミシガンに乗船


出港前の様子


におの浜観光港で下船


昼食風景

  ビューポイント

ミシガンの歴史
 ミシガンは全国にあるレストランシップの先駆けというだけでなく、後部パドル(外輪)だけで実際に航行するめずらしい船として、現在も異彩を放つユニークな存在である。
 グローバル化が進み、「外国」が以前よりぐっと身近になった現在は、外国を意識するのではなく、就航当時からのコンセプトである「非日常」はそのままに、「ミシガンらしさ」と「びわ湖ならでは」をより重視した船内の演出になっている。
 ミシガンは、1982年(昭和57年)4月29日に就航したびわ湖を代表する遊覧船で、滋賀県と友好姉妹都市である、アメリカ・ミシガン州との国際親善を祈念してミシガンと命名
された。造船計画が持ち上がった時、これまでにない独創的な観光船を建造しようと考えた当時の社長は、各地を視察・様々な検討を行った上、観光の原点である「非日常」をお客様に体験していただく為に、当時まだ珍しかった「外国」をびわ湖に持ってくることを思いついた。船内には、非日常を最大限に演出する為に、絨毯やシャンデリア、ドアノブに至るまで、本物志向の重厚で豪華な内装を施し、美味しい食事・素敵な音楽・行き届いたサービスを提供した他、船の外観には、アメリカ南部ミシシッピー川に就航している外輪船のイメージを採用している。
 赤いパドルがシンボルのミシガンは、びわ湖のエンターテインメントクルーズ船である。


    琵琶湖一周健康ウオーキング2023➃能登川駅~彦根駅 21km
2023年7月9日(日) 曇り一時豪雨    157名
能登川駅~小川町~愛知川橋~柳川緑地公園~草の根ひろば~多景公園~池州橋~彦根城~彦根駅

 蒸し暑い日のウオークになりました。能登川駅を出発して市街地を抜け田園地帯を歩きます。
 愛知川橋を渡り、柳川緑地公園で休憩です。雨が降ってきました。湖岸に沿ってしばらく歩くと草の根ひろばに着きました。B班はここで昼食です。
 目の前をトンボが舞っています。昼食を終えた頃より約30分は歩行路に水溜まりができるほどの大雨になりました。皆さん、合羽を着て歩いています。道路の端は冠水して靴の中にも水が入ってきます。
 今年初めての雨の中のウオークです。
 多景公園に着く頃には雨も小降りになりました。A班はここで雨が降る中の昼食でした。多景島がすぐそこに見えて
  います。八坂町を通り、芹川を右折し、池州橋を渡ると彦根城が前方に見えます。ツバメが数羽飛んでいます。
 芹川では釣り人が魚を釣り上げる瞬間を見ることができました。グルメショップが立ち並ぶキャッスルロードを通り、彦根城のお堀の周囲を歩き、いろは松でゴールです。
 今回は高温と梅雨前線の影響による局地的な激しい雨が予想されたためか、前回同様に参加者が少なかったようです。長距離のウオークお疲れ様でした。 
 次回は、8月27日(日)「琵琶湖一周健康ウオーキング2023⑤彦根駅~長浜駅15km」を彦根駅9時30分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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志村会長あいさつ


A班のみなさん


もうすぐ柳川緑地公園


緑がいっぱい


多景公園でA班は昼食
   
準備体操


B班のみなさん


柳川緑地公園で休憩


草の根ひろばでB班は昼食


湖岸を歩き彦根に向かう

  ビューポイント

夢京橋キャッスルロード
  彦根城内、彦根東高校の南西にある京橋は、一千石以上の武士が居住していた第二郭(かく)(内曲輪(うちぐるわ))と中級以下の武士や商人、職人が居住していた第三郭(かく)(内町(うちまち))をつなぐ橋でした。
 当時、本町は商人町で大変活気があったといいます。
 京橋から本町を抜ける通りを本町通りといい、町割りのたたずまいや白壁と格子窓のある街並みに、江戸時代の面影がわずかに残っているだけでしたが、現在「OLD NEWTOWN」をテーマに、本町通りに沿って立ち並ぶ街並み
  は、商人屋敷の良さを生かし一般民家も江戸時代街並みに再現され、この本町通りは「夢京橋」という名前で親しまれています。
いろは松
 いろは松は中濠沿いの松並木で、江戸時代「松の下」と呼ばれていました。この場所は藩主の参勤、着城で必ず通る場所で、当時47本植えられていたことからいろは47文字にちなみ「いろは松」と呼ばれるようになりました。
 当初、人馬や車などの通行の邪魔にならないよう、根が地上に張り出さない土佐松が植えられました。


     福林寺磨崖仏・銅鐸博物館を巡る
2023年7月2日(日)   晴れ  79名
野洲駅~稲荷神社~福林寺磨崖仏~桜生史跡公園~銅鐸博物館~篠原駅 13km

 この夏一番の暑い日になりました。
 最初に訪れたのが福林寺の磨崖仏です。野洲市を流れる野洲川流域から金勝山にかけては数多くの磨崖仏が残されています。湖東・湖南には低山が多く、三上山を御神体として祀る御上神社を始めとする山岳信仰や磨崖仏の多い地域になっています。
 野洲中学校の前を通り、土手の遊歩道を歩き、しばらくすると、福林寺磨崖仏への入口がありました。鉄柵の扉を通り抜けて橋を渡り、森の中を歩きます。磨崖仏から少し登った所には、福林寺址を示す標柱が建てられていました。
 近くには平べったい巨岩に高さ50cm位の地蔵菩薩立像13躰が彫られている小磨崖仏群がありました。合掌する磨
  崖仏からは祈りの姿が感じられました。
 野洲一帯には古墳時代からの信仰があったようです。
 桜生史跡公園にはやや見頃を過ぎた紫陽花が多く咲いていました。
 銅鐸博物館の敷地内にある弥生の森歴史公園で昼食です。竪穴住居前では二千年蓮と言われる、ピンクの大賀ハスが見事に咲いていました。
 ゴールの篠原駅までは日陰がなく、とても長く感じました。
本日は暑い中のウオークお疲れ様でした。
 次回は、9月10日(日)「秋の北國街道を歩く 高月駅~長浜駅13km」を高月駅10時00分集合で実施します。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。
  
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小磨崖仏


炎天下の中を歩く


暑さ対策はバッチリ


大賀ハス


弥生の森歴史公園を後にして
   
小磨崖仏群


青い空と白い雲


弥生式住居跡


木陰で昼食



篠原駅へ向かう

 ビューポイント  

福林寺磨崖仏
 JR野洲駅の南東約1.3kmにある小磨崖仏群(しょうまがいぶつぐん)。野洲中学校の裏道から林道を入った静寂な地に、ひっそりと横たわっている。磨崖仏は、大きな岩に高さ約45cmの地蔵菩薩立像13体が平肉彫りされている。また、近くの大きな岩には、阿弥陀如来像2体と観音立像1体が彫り出され、どちらも室町時代初期の作とされている。小さいながらまるで木に彫ったように細かく繊細な造りになっている。この辺り一帯は古代から信仰の中心地で、この石仏か
  も庶民信仰がうかがえるようだ。
桜生史跡公園

 国の史跡に指定されている大岩山古墳群の甲山古墳・円山古墳などを遊歩道などで結び、史跡公園として整備されている。甲山古墳は6世紀中頃までに策造された円墳で、平成7年には調査中に日本最古の「金糸」が発見された。
 円山古墳は6世紀初頭の円墳で、熊本県宇土半島の凝灰岩を用いた家形石棺がおさめられている。いずれの古墳も入口から石室を見学できる。



       大津なぎさウオーク(旧東海道と逢坂の跡を歩く)
2023年6月20日(火)  晴れ  138名
大津駅~関蝉丸神社(下社)~蝉丸神社~関蝉丸神社(上社)~長等公園~札の辻~(旧東海道)~大津駅

 志村会長の挨拶の後、50回と30回を完歩された方への表彰があり、大津駅長さんより記念のTシャツ、タオル、バッジが手渡されました。
 準備体操の後、集合写真を撮り9時45分過ぎに出発です。
大津駅を出て京阪電車の通りに出ます。
 最初に関蝉丸神社(下社)を訪ねます。以前は境内が老朽化し、建物の傷みが酷く、あちこちで雨漏りがしてブルーシートで覆われていましたが、見事に屋根が修復されていました。次は、蝉丸神社です。踏切りを渡ってしばらく1号線の坂(逢坂峠)を上ります。結構きつい坂でした。
 逢坂峠は江戸時代に東海道の中でも要衝の地として重視されていて大津宿周辺には、大津絵や針、大津そろばんなどを売る多くの店が並んでいたようです。また、物資を運ぶ牛車
  が泥道で立ち往生しないように車石と呼ばれる石が敷設されました。蝉丸神社は京阪大谷駅の前にありました。うなぎ屋さんの鰻を焼くにおいが漂っていました。
 最後に、坂を下って蝉丸神社(上社)を訪ねます。

長い階段を上がり殆どの方がお詣りをされていました。
 長等山を越えて長等公園で昼食です。長等山の道は整備され、車でも上れるようになっていました。
 今日は三つの蝉丸神社を訪ねることができました。
 7月18日(火)「大津なぎさウオーク(琵琶湖の恵みに感謝して)大津駅~膳所駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。大津港からなぎさ港までミシガンに乗船し、サンシャインビーチで昼食を摂った後、旧東海道を膳所駅まで歩きます。皆様多数の参加をお待ちしています。

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朝の様子  大津駅北口広場で


蝉丸神社(下社)


蝉丸神社(上社)


蝉丸神社(上社)


不動明王
   
受付   大津駅で


蝉丸神社


蝉丸神社(上社)


長等山から長等公園へ


昼食   長等公園で

   ビューポイント

逢坂の関
 逢坂の関の初出は、平安京遷都の翌年、延暦14年(795年)に逢坂の関の前身が廃止されたということが『日本書紀』の記述にある。その後、逢坂の関は京の都を守る重要な関所である三関(鈴鹿関・不破関・逢坂関)の一つとして、弘仁元年(810年)以降、重要な役割を果たしていたが、平安後期からは、徐々に形骸化され、その形を失ってきた。逢坂の関の位置については、現在の関蝉丸神社(上社)から関寺(現在の長安寺のある周り)の周辺にあったといわれているが、いまだにその位置は明らかになっていない
蝉丸神社
 蝉丸神社は市内に3社あり、逢坂(おうさか)一丁目の国道1号沿いに上社、国道161号沿いに下社(関蝉丸神社)、大谷町に分社(蝉丸神社)が立っている。神社の入口に
  「せきのしみず」という石標があり、拝殿の横には時雨灯籠(しぐれとうろう)と呼ばれる六角形の灯籠があって、風情に満ちている。また、本殿裏の細い山道の入ロに、絶世の美女といわれた小野小町塚もある。
関蝉丸神社(下社)
 この地域は古くは京と東国を結ぶ交通の要衝として栄え、関所が置かれた逢坂山の麓にある。
 関蝉丸神社下社はこの地の氏神様である蝉丸が祀られている。蝉丸は琵琶の名手であったことから、同神社は古来より「芸能の祖神」として崇められ、諸芸能に関わる人々が全国から参拝に訪れるようになった。 
 「関蝉丸芸能祭」は当社で行われており、芸能の祖とされる蝉丸を偲び、社殿修復の成就も祈願して16組が芸を奉納。ちんどん屋の熱演にも拍手喝采でした。


   酒蔵・藤居本家を訪ねて稲枝駅~稲枝駅 14km
2023年6月18日(日)  晴れ   74名
稲枝駅~宝満寺~八幡神社~びん手まりの館~藤居本家~稲枝駅

 今日は思っていたほど暑くは感じなかったです。コース説明と準備体操の後出発しました。
 遠くに山が見え、周りを水田に囲まれたのどかな田園地帯を歩きます。所々畑には季節の野菜が植わってあります。タマネギをつるしている農家の方がおられました。
 若宮神社に行き、祭で使う重さ1トン以上もある大きな和太鼓を見せていただきました。バチは思った以上に重たかったです。近くには太鼓の形をした茶色の会館があることを紹介され、地域の伝統行事を重んじる心を垣間見た気がしました。しばらく歩いていると、廃車の観光バスを利用した椎茸販売車の前を通りました。
 やがてUCCの工場が見えてきました。白壁の大きな蔵の前を通り過ぎると宝満寺です。近くの福祉センターで休憩です。可愛い招き猫のぬいぐるみと一緒に記念撮影をする方もおられます。丁度バザーをしておられました。
    びん手まりの館で昼食の後、中を見学です。ショーウインドーには色とりどりの可愛い手まりが並んでいます。皆さん、熱心に見ておられました。
 最後に愛荘町の藤居本家を訪ねました。社長さんの案内で大正時代の総けやき造りの大きな蔵の中を見せていただきました。中心の柱は樹齢700~800年のけやきが使われていて、ドラマや映画のロケ地としても利用されているそうです。仕込み水は口に含むとほどよく柔らかい味がしました。試飲もさせていただき、お土産に旭日のお酒を買い求めておられました。皆さん上機嫌でゴールの稲枝駅に向かいました。本日は、普段行けない色々な所を案内してもらい、充実した一日になったのではないでしょうか。

 次回は、7月2日(日)「福林寺磨崖仏・銅鐸博物館を巡る 野洲駅~篠原駅13km」を野洲駅9時30分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。

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稲枝駅の朝


前方にUCC工場が見える


ゆめまちテラスえちで休憩


手織機で上布を織る女性


色とりどりの手まりたち


社長さんから説明を聞く

   
大太鼓見学   若宮神社で



放映で


近江上布伝統産業会館に到着


昼食    愛知川びん手まりの館で


藤居本家の酒蔵の前で


緑がいっぱい藤居本家の屋敷


   ビューポイント 

びん手まりの館
 数々の「びん細工てまり」
や、その歴史、製作工程を展示した「愛知川びんてまりの館」は、愛知川図書館に併設されている。ガラス瓶の中に入った色とりどりの手まりたち。繊細な刺繍が施された、この不思議で美しい置物は、愛荘町愛知川に、江戸時代より伝わる「びん細工てまり」という伝統工芸品。丸いびんで、中がよく見えることから<丸く仲良く>との意味が込められた、幸福のシンボルとして現代まで受け継がれている。展示品の中には伝統的な刺繍の模様だけでなく、遊び心いっぱいのパンダをモチーフにした刺繍まで、数々の「びん細工てまり」が並んでいる。

   宝満寺
 宝満寺は、蓮如上人御影道中の御上洛(帰路)の定宿として知られている。毎年5月7日の晩になると、中山道に面した家々には提灯がともされ、近隣からお迎えの人が集まります。一行が到着されると、本堂で法要が行われ、道中を徒歩で歩いてこられた僧侶の法話があります。
 蓮如上人御影道中とは、蓮如上人の遺徳を偲んで吉崎御坊(福井県あわら市)で命日の法要を勤めるため、東本願寺(京都)から蓮如上人の画像を運ぶ道中のこと。現在でも、道中はすべて徒歩で移動されており、宝暦2年(1752)から絶えることなく続いているといわれている。


   琵琶湖一周健康ウオーキング2023③近江八幡駅~能登川駅 18・24km
2023年6月11日(日) 雨   158名
近江八幡駅~南津田町~近江八幡市立運動公園~長命寺~近江八幡国民休暇村~水車橋~能登川駅

 朝から雨のウオーキングになりました。近江八幡駅からバスで行かれる方(18kmコース)は、受付を済まして長命寺バス停に10時30分に集合します。
 24kmコースは、出発式の後、A班とB班のグループに分かれて近江八幡駅を出発しました。桜宮町、中村町を過ぎ、小幡上筋信号と公園橋を左折し、近江八幡運動公園でトイレ休憩し、長命寺バス停前でバス利用者約40名と合流しました。雨も小降りになり、近江八幡国民休暇村前の宮ヶ浜で目の前の沖島を眺めながら昼食を摂りました。他府県から来られた方は沖島をご存じでない方もおられました。
 
   堀切新港の地点から雨が激しくなってきます。近くのコンビニで飲料を買い求める方もおられました。
 乙女橋を渡り、よし笛ロードの起点を右折し、山路町を通り、能登川図書館・博物館前から能登川駅北口前にゴールしました。お疲れ様でした。今日は雨のため、景色を眺める余裕もなかったと思います。

 
次回は、7月9日(日)に「琵琶湖一周健康ウオーキング2023④能登川駅~彦根駅21km」を能登川駅9時30分集合で実施します.
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付     近江八幡駅にて


長命寺港   向かいは沖島


島の南西部に集落を形成する沖島



伊庭内湖の側を歩く

 
和船が走る八幡堀


沖島間を往復する「沖島通船」  堀切新港で



夏は湖水客で賑わう宮ヶ浜にて



能登川水車のある伊庭内湖

    ビューポイント 

長命寺
 長命寺山(333m)の標高約250mの山腹にある寺院。西国三十三か所第三十一番札所で、「寿命長遠」のご利益があるとされている。3世紀後半から4世紀初頭の景行天皇の時代、武内宿禰(すくね)がこの山で長寿を祈ったといい、開基は聖徳太子と伝えられる。平安時代前期に寺院の基盤ができたと考えられており、その後、近江守護佐々木定綱が戦死した父の菩提を弔うために、平安時代後期に本堂をはじめ、釈迦堂・薬師堂・太子堂・護摩堂・仁王門などを建立した。
 現在の社殿は戦国時代中期に兵火で焼失した後再建された。湖岸のそばから808段の長い石段を登ると、諸堂の屋根の線が美しく重なりあっている。
 四季を通じて多くの参拝者が全国から訪れ、湖辺近くの山腹風景も美しい。
休暇村近江八幡
 目の前に広がる琵琶湖と沖島の眺めは絶景。天然温泉があり、露天風呂から琵琶湖と比良山系がきれいに見える。
沖島
 近江八幡市から琵琶湖の沖合約1.5㎞に浮かぶ沖島は、琵琶湖最大の島で、周囲約6.8㎞、面積が約1.53k㎡あり、約250人の人が住んでいる。湖沼の島に人が住む例は世
  界的にも少なく注目されている。
市内への交通手段はもちろん船。通学、通勤用に定期便も運行されている。
 長命寺山や鈴鹿山系、比良山系の美しい眺望は、琵琶湖に浮かぶ島ならではのもの。ここでは、昔ながらの生活の知恵や豊かな自然が今も生きている。
 沖島の歴史は古く、延喜式内社として記されている奥津島神社の建立当時は、琵琶湖の航行の安全を守る神の島として崇拝される無人島だったと言われている。伝承によれば、保元・平治の乱に敗れた清和源氏の流れを汲む武者が島を開拓し、定住したのが島の始まりと伝えられている。室町時代になると、足利義政により湖上の要衝として船舶の監視が沖島住民に命じられた。この足利義政は愛妾・今参の局を沖島に流罪とし、数日後、刺客を差し向けられた局は非業の死を遂げた。この出来事は、大佛次郎の小説「櫻子」でも知られている。文明年間には、琵琶湖の嵐を逃れた蓮如上人が沖島にたどり着いた時に遺された真筆「虎斑の名号」と「正信偈」は、島内の西福寺の寺宝として公開されている。
堀切新港

 ここから、堀切新港、沖島間を往復する「おきしま通船」が運航している。(片道約10分)




   比叡山年輪ウオーク2023
     2023年5月28日(日)  晴れ   76名   


Aコース 生源寺大宮谷林道横川中道玉体杉峰道広場(11km)
           Bコース 生源寺坂本ケーブル延暦寺駅延暦寺東塔西塔峰道広場(6km)     
     復路     Cコース 峰道広場~延暦寺
本坂生源寺(11km)                                   
 Dコース 峰道広場~延暦寺駅~坂本ケーブル~生源寺(6km)     

 生源寺で受付をし、準備体操をしっかり行った後、「頑張って歩こう。」の檄を受けて、スタートしました。青紅葉のトンネルと穴太衆積みの石垣に沿って日吉大社まで歩きます。この後、Aコースは階段を上って大宮谷に向かいます。
Bコースは、10時発のケーブルに乗って延暦寺駅まで行き、その後は歩きます。
 昼食は峰道広場で摂りました。眼下に広がる琵琶湖や対岸の三上山を眺めながら食べている方もおられました。
 午後1時から峰道広場の「ウオーク祈念碑」の前で「歩者國寶」年輪式がありました。畑浩靖JWA会長から「歩くことは自己と対話すること、歩いて日本を元気にしよう。」とご講話いただきました。
   続いて、比叡山の小鴨副執行より、「忘己利他」の教えについてご教示いただきま、代表の方に年輪証が授与されました。その後、本年度年輪証を受賞される方、お一人お一人に畑浩靖JWA会長より年輪証が渡されました。
 帰りは峰道広場から延暦寺を通り、本坂を歩いて生源寺にゴールするグループと、延暦寺駅まで歩いた後、ケーブルに乗って生源寺にゴールするグループとに分かれて歩きます。
 京都から来られた女性は、「今日、初めて往復歩くことができ満足しました。比叡山は空気がきれいで、花も美しくて良かったです。」と、感想を述べておられました。
 本日はたいへんお疲れ様でした。2年後に聖なる比叡山の地で皆さまと再会できることを楽しみにしています。


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受付  生源寺にて


準備体操


石段を上って大宮谷へ


最澄の銅像の前で昼食


畑 浩靖JWA会長のご講話


小鴨副執行より代表の方に年輪証の授与


記念撮影

   
志村里士会長のあいさつ


青紅葉の中を歩く


峰道広場に着く


眼下に広がる琵琶湖を眺める


小鴨副執行よりご教示いただく


畑会長より一人ずつ年輪証の授与


階段を降りて下山

   ビューポイント 

生源寺
 最澄が767年8月18日当地で誕生されたとされ、毎年「誕生会」が盛大に行われる。延暦寺の末寺である。
根本中堂
 伝教大師最澄が788年に創建したお堂で国宝に指定されている。伝教大師自作の本尊薬師如来像の前には、1200年以上消えることなく「不滅の法灯」が灯り続けている。2016年より約10年に及ぶ大改修が行われており、改修の様子も見ることができる。
延暦寺東塔
 比叡山三塔十六谷の中心であり、国宝でもある延暦寺総本
   
堂の根本中堂をはじめとして大講堂、阿弥陀堂、法華総持院東塔など重要な堂塔、国宝殿などが集まるエリア。
坂本ケーブル
 営業距離は約2025mで日本一を誇る。ケーブルは坂本駅~ケーブル延暦寺駅間を約11分で結び、眼下に広がる琵琶湖の絶景は格別である。
玉体杉
 千日回峰行の際、阿闍梨が御所に向かって玉体加持を(天皇の安泰を祈祷すること)を行う杉の木がある。「玉体杉」と呼ばれており、一つの根から3本の杉が生えている。


        比叡山年輪ウオーク2023・せっかくウオーク
     2023年5月27日(土)  晴れ   21名   
比叡山坂本駅(石積みの郷公園)~滋賀院門跡~慈眼堂~高穴穂神社
      ~唐崎駅前~唐崎神社~唐崎苑~柳馬場~横断陸橋~聖衆来迎寺~石積みの郷公園

 本日のウオークは、初めて大津に来られた方も参加していただきました。好天気の中、受付の後、準備体操をして、13時前にスタートです。
 山に向かってなだらかな坂を歩き、生源寺を右に見て、滋賀院門跡の前を通り、慈眼大師南光坊天海大僧正の廟である慈眼堂の中を見た後、歴代天台座主の廟所や桓武天皇の宝塔、紫式部らの供養塔を見て歩きました。
 周囲は青紅葉が美しい環境です。その後方には阿弥陀如来の石仏13体がありました。
 坂道を下り、つくり道を唐崎まで歩きます。
 
   京阪電車の高架下を潜り、鎮座1800年を越える古社は他にはないと言われる髙穴穂神社を見た後、唐崎駅前を通り、唐崎神社に向かいました。
 唐崎の霊松や琵琶湖を眺めながらしばらく休憩です。みたらし団子を買い求める方もおられました。山王鳥居を見てから下阪本の町の北国街道を歩きます。
 横断陸橋を渡った後、側道を歩き、若宮神社の前を通りカネカ
工場の前から国道161を横断します。目の前にある聖衆来迎寺の中を見学して、比叡山坂本駅に16時頃にゴールしました。本日は暑い中のウオークお疲れ様でした。

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受け付け石積みの郷公園にて


天台座主の廟所


慈眼堂を後にして


高穴穂神社の前で


独特な形の山王鳥居


聖衆来迎寺にて

   
滋賀院門跡


慈眼堂にて


穴太衆積みの石垣に沿って歩く


「唐崎の夜雨」で知られる唐崎神社


若宮神社の前を歩く


森 可成の墓の前で

   ビューポイント 

滋賀院門跡
 1613年天海が京都の法勝寺を移築、1655年に志賀院の号を受けたという。天台座主の住居であったので滋賀院御殿とも称せられた。徳川家光によって作られたといわれる池泉鑑賞式庭園が見どころ。
慈眼堂(じげんどう)
 徳川家康の政の顧問の天海(慈眼大師木像座像)がある廟所をいう。慈眼堂に向かって左側には天台座主の廟所、桓武天皇や徳川家康、紫式部の供養塔も見ることができる。
 その後方には、阿弥陀如来の石仏13体が見える。

   鵜川四十八体(観音寺城主佐々木義賢が母の菩提のために建立)を移したものである。
山王鳥居
 山王鳥居の特徴は明神鳥居の上部に三角形の歯風
聖衆来迎寺(しょうじゅうらいごうじ)
 
織田信長の延暦寺の焼き討ちの際、延暦寺の念仏道場であったにもかかわらず、焼き討ちに遭わなかったため国宝や多数の重要文化財がある。
 宇佐山城の戦いで討死した「森可成(もりよしなり)(森蘭丸の父)の墓がある。
 


  琵琶湖一周健康ウオーキング2023②堅田駅~近江八幡駅 16・22km
2023年5月21日(日)  快晴  243名
堅田駅~びわ湖大橋~ピエリ守山港~めんたいパークびわ湖~岡山緑地公園~湖岸白鳥川~桜宮町~近江八幡駅

 朝から夏のような暑さです。2023度第2回目の琵琶湖一周健康ウオーキングも多くの参加者で堅田駅裏の受付はいつも以上に長い列ができました。
 出発式の後、準備体操をし、集合写真を撮り、堅田駅を2班に分かれてスタートしました。
 ピエリ守山港まで歩き、守山駅から来られた方と合流しました。上空では、ウルトラライトプレインが旋回しています。まるで我々のウオーキングの安全を見守ってくれているかのようです。これから湖周道路をずっと歩きます。途中、マリオットホテル前の湖岸では、サイクリング仲間が集まって、自転車のモニュメントの前で記念写真を撮っています。また、若いカップルが琵琶湖を背にして飛び跳ねたりのポーズで自撮りを楽しんでいました。
 めんたいパークで昼食です。日曜日とあって家族連れで賑わっています。多くの子どもたちがトランポリンンで飛び跳
   ねたり、遊具で遊んだりしています。
 マイアミ浜を通り、水茎岡山公園で休憩です。駐車場はほぼいっぱいで、多くの人が松林の木陰でお弁当を食べたり、サイクリストが休憩したりしています。珍しく乗馬を楽しむ人の姿がありました。
 この後、白鳥川のサイクリングロードを歩きます。
田植えを終えたばかりの青々とした水田と黄金色の麦畑が目に飛びこんできました。この後、小舟木と土田町の信号を曲がり、近江八幡駅にゴールします。
 16kmコースの方は、長命寺まで歩いた後、バスで近江八幡駅にゴールしました。
 次回は、6月11日(日)に「琵琶湖一周健康ウオーキング2023③近江八幡駅~能登川駅18km・24km」を近江八幡駅9時30分集合で実施します.
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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朝の様子   堅田駅で


B班の参加の皆さん


出発前の様子


超軽量飛行機が上空に


めんたいパークびわ湖に着く


湖岸白鳥川を歩く
   
A班の参加の皆さん



ピエリ守山港に到着


B班集合


サイクリストの聖地の前を通る


昼食を終えて


麦畑が広がる

  ビューポイント 

めんたいパークびわ湖
 日本唯一の明太子専門のテーマパークを運営する「かねふく(創業1971年)」は、見学ギャラリー、フードコーナー、直売店を併設した製造工場を、2009年9月に茨城県大洗町にオープンし、年間100万人を越える来場がある。
 その後、全国各地に展開し、12月10日に国内5施設目として滋賀県琵琶湖のほとりに、「めんたいパークびわ湖」をオープンした。1日中楽しめるキッズコーナー、2階からは琵琶湖と比叡山を望むサンセットテラスがあり、家族連れやカップルで賑わっている。
水茎岡山城
 
   城主・九里信隆が庇護して、後の将軍である足利義晴も
この城で誕生した。しかし信隆が六角高頼に謀殺され、信隆の子である九里浄椿が城主となったが、1520年(永正17年)には六角定頼の奇襲により落城した。
 その後、九里氏の残党が九里三重郎を盟主に蜂起するも鎮圧され九里氏は、滅亡した。もともと湖上警備のための城だったこともあり、琵琶湖に面した浮城で、岡山一帯が万葉集にも詠まれるほどの絶景だったが、今は城跡周辺は埋め立てられており、当時の面影はない。遺構としては土塁や堀切を確認できる。


       大津なぎさウオーク(深緑の山々を眺め初夏の風を感じて)
2023年5月16日(火)  快晴 142名
大津駅~(旧東海道)~由美浜~近江大橋~(夕照の道)~唐橋公園~建部大社~瀬田の唐橋~(石山駅)

 会長の挨拶の後、10回と30回を完歩された方への表彰があり、大津駅長さんより記念のバッジが手渡されました。
 準備体操の後、集合写真を撮り9時30分過ぎに出発です。
 大津駅を出て旧東海道を歩き、義仲寺の前を通り、琵琶湖岸に出て由美浜を歩きます。今日の琵琶湖はキラキラと輝き雲一つない青空が広がっています。
 途中、休憩し水分補給です。三上山が見えています。釣り糸を垂らす人を多く見かけます。
 近江大橋を渡ってイオン草津前まで行き、夕照の道を歩きます。緑の街路樹の下は涼しく感じました。漕艇場を過ぎ、唐橋公園で昼食になりました。

   琵琶湖や瀬田川を眺めながら木陰でゆっくり食事を摂りました。食事中に鳩が数羽舞い降りてきました。湖岸でスケートを楽しむ若者がいます。
 午後は、建部大社に行きます。お詣りをする人や杉の神木を眺める人がいます。
 瀬田の唐橋を渡って石山駅に1時半頃にゴールしました。
 本日は暑い中のウオーキングお疲れ様でした。
 6月20日(火)「大津なぎさウオーク(旧東海道と逢坂の跡を歩く)大津駅~大津駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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準備体操


義仲寺の前を歩く


真っ青な空とキラキラと輝く琵琶湖


木陰で休憩


夕照の道を歩く


昼食中に鳩が寄ってくる


瀬田の唐橋を渡る

   
参加されたみなさん


もうすぐ近江大橋


軽快な足取りで


対岸は石山



緑の木立の下で昼食


建部大社に立ち寄る


瀬田川沿いを歩く

   ビューポイント 

建部大社
 本殿前にある拝殿の脇には、伝説の三本杉がある。現在の瀬田の地に建部大社が遷し祀られた際に、境内に三本の杉の株が生じ一夜にして大きくなったことから、この三本杉を神紋として用いるようになったそうである。その他にも建部大社の境内では菊の紋や、遷座の祭儀に氏子をはじめとする諸
 
  員一同が掛け飾りとして冠に葵の葉をさしたことから、日本武尊に縁のある紋として葵の紋も見ることができる。
瀬田夕照の道
 瀬田の夕照は名前の通り夕日の美しい所で、この土地に住んでいる人々の誇りである。瀬田の唐橋を中心に北(萱野浦~瀬田1丁目)と南(瀬田2丁目~瀬田6丁目)に分かれる。


       びわ湖長浜ツーデーマーチ
     2023年5月14日(日)   雨   
Dコース余呉湖35㎞ 140名 Eコース姉川国友20㎞ 271名 Fコースびわこ北10㎞ 427名

 大会2日目の今日は朝から雨模様。準備体操と檄の後、合羽を着ての出発となりました。10kmと20kmのコースは昨日と違って長浜城の前を通り、国道に出て広い水田と麦畑を見ながら歩きます。黄色や紫のアヤメが咲いています。耕運機で田畑を耕している所もありました。広い畑にネギがたくさん植わっています。
 工業団地の中を抜け、産直みずべの里で休憩の後、南浜ぶどう園の前を歩き、琵琶湖岸に出ます。お弁当をもらってゴールの豊公園を目指して歩きます。雨が激しくなってきました。横殴りの雨です。
 ウインドサーフィンの準備をしている人を見かけました。
 景色が変わらず、単調なコースが続き、ゴールまでがとても長く感じました。

  
    やっと長浜城が見えてきました。
後もう少しです。前の小学生は母親に励まされ頑張って歩いています。時折、蛙の泣く声が聞こえます。
 新緑の木々の中を通り、長浜城を左に見て、やっと会場に着きました。10kmがこれほど長いとは思いませんでした。
 
20kmを歩きゴールしてきた家族がいました。
両親と、小学1年・4年・6年の子どもたちです。家族全員がそろって完歩し、満足げな様子に感動しました。
 余呉湖から35kmを歩き日焼けした顔でゴールした人に大きな拍手をし、2日間の大会の幕を閉じました。
 また、来年も長浜の地で多くの皆さんと会える日を楽しみにしています。
 
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準備体操


小雨の中を歩く


のどかな田園地帯を歩く


雨の中をひたすら歩く


ゴールはもうすぐ
   
10kmコースタート  長浜城の前


麦畑が広がる


南浜の弁当引換所で


ゴールまで3km


ゴール寸前の35kmコースの人

    ビューポイント 

 小谷城
 小谷城は浅井氏の居城であり、日本五大山城のひとつに数えられる堅固な山城として知られている。織田信長に攻められ、浅井氏が滅亡した最後の城で、浅井長政とお市の方との悲劇の舞台として語られることが多い城。その後、小谷城は羽柴秀吉に与えられるが、秀吉は長浜城を新たに築いたため、小谷城は廃城となった。その際、資材の大半は長浜城築城のために使われたといわれている。現在は国の史跡に指定されており、土塁や石垣などの遺構を見ることができる。
鶏足寺
 鶏足寺(旧飯福寺)は、735年僧行基によっって開基された古寺。いったん荒廃するも799年最澄により再興。山岳仏教の聖地として威容を誇った己高山鶏足寺別院の一つ。中世には僧兵を擁するほどの大寺で、時の権力者の庇護を受け安定した寺運を続けたが、江戸幕府の終焉とともに衰微した。現在は廃寺となっており、普段は地域住民の手によって管理がなされている。
   
「紅葉の名所鶏足寺」として毎年多くの方が紅葉散策に訪れることで知られている。ゆるやかな参道の石段、苔むした石垣に二百本のもみじの古木が幽玄な情景を醸し出している。
余呉湖
 賎ヶ岳を一つ隔てた琵琶湖の北に位置する。周囲6.4km、水深13m、三方を山で囲まれた断層盆地にあって、琵琶湖との水面落差が49m近くある。
 古くは、琵琶湖を大江(おうみ)、余呉湖を伊香(いか)の小江(おうみ)と称し、天女の羽衣や龍神:菊石姫の伝説が残る神秘の湖。別名「鏡湖」と呼ばれている。
 白鳥に姿を変えて水浴びを楽しんでいた8人の天女の姉妹のうち、伊香刀美(いかとみ)に羽衣を取られた末、妹だけが天に帰れなくなり、夫婦となって2男2女をもうけたという物語。
 また羽衣を取ったのは桐畑太夫で、菅原道真がその子であると伝える話もある。


       びわ湖長浜ツーデーマーチ
2023年5月13日(土)   曇り 

Aコース伊吹中山道40㎞ 148名 Bコース坂田長沢御坊20㎞  339名 Cコースびわこ南10㎞ 460名

 コロナ禍の影響で昨年は県民対象の1日限定のびわ湖長浜ツーデーマーチでしたが、今回は4年ぶりの通常開催とあって947名の方が参加しました。
 朝から薄曇りで歩きやすい天候でした。キャラクターのみつなり君のお出迎えで開会式が始まりました。長浜市長、来賓の挨拶に続き、志村会長のあいさつがあり、準備体操、檄一発の後、スタートしました。
 参加のみなさんは、伊吹山を眺めながら中山道の宿場町を巡る「伊吹中山道」(40km)、戦国期の浅井家ゆかりの寺などをたどる「坂田長沢御坊」(20km)、琵琶湖を眺める「びわこ南」(10km)の3コースを歩きます。
 地元の太鼓の演奏が我々を激励してくれました。歩道橋を渡り、踏切りを越え、地ビールの工場の前を通りました。
 
  慶雲館など明治の建築物も残るモダンな街並みを歩きます。
やがて街中を抜け市街地に入ります。広い水田が広がり、所々黄金色の麦畑が広がっています。
 ずっと伊吹山を見ながら歩きます。水路の脇には、カキツバタが咲いています。
 長浜ドームが見えてきました。長浜バイオ大学の中を通った後は琵琶湖岸に出ました。小学生を連れた親子が楽しそうにおしゃべりしながら歩いています。
 ゴールの豊公園の市民庭球場ではスポーツ少年団の子どもたちが仲良く記念写真に応じていました。
 10km、20kmコースの人たちは雨に遭う事はなかったですが、40kmコースの人たちは、途中、醒ヶ井で雨に降られたようです。本日はお疲れ様でした。

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志村会長あいさつ


準備体操をしっかりと


地元の太鼓の演奏に送られて


20kmのコースの人たち


広い水田が広がる


長浜バイオ大学で休憩


もうすぐゴ-ル
   
開催を楽しみに参加しました


檄一発


40kmコースの人たち


滋賀文教短大で休憩


長浜ドームと麦畑


長浜大仏が見える


20kmを歩きゴールした人たち

   ビューポイント 

三島池
 今から700年ほど前に農業用池として造られた楕円形の池。三島神社との関係が深く、昔から鳥獣や魚貝類が保護されてきた。
日常の水位50cm前後で水質は清冷。多くの生物が生息し、様々な水鳥や野鳥が飛来する。昭和34年に「マガモ自然繁殖の南限地」として県の天然記念物に指定された。 
醒ヶ井
 中山道61番目の宿場町で、湖北八景にも選ばれている
 
「醒ヶ井宿」。
 地名の由来である「居醒(いさめ)の清水」を源流とする地蔵川に沿い、今も風情ある町並みが続いている。
 そんな「醒ヶ井宿」は、納涼に浸りたい夏シーズンにはもってこい。7月上旬~8月下旬にかけて、川の中に可愛らしい梅花藻(バイカモ)が咲き、冷たく美味しいスイーツを味わいながら、マイナスイオンたっぷりの癒やしの散策が楽しめる。



      大津なぎさウオーク(牛玉さんの日)
2023年4月18日(火)  晴れ  140名
大津駅~お祭り広場~なぎさ公園(芝桜)~サンシャインビーチ~膳所城址公園~螢谷公園~石山寺~(石山駅)

 会長のあいさつの後、10回から40回完歩された方への表彰式があり、大津駅助役さんより記念のバッジが手渡されました。
 準備体操の後、集合写真を撮り10時過ぎに出発です。
 大津港のお祭り広場で列詰めをした後はずっと湖岸を歩きます。三上山とミシガンを見ながら歩いています。なぎさ公園のピンクの芝桜が見事です。ミシガンが近づいてきたところで休憩になりました。
 プリンスホテルの前では釣り糸を垂らす人を多く見かけます。サンシャインビーチを歩き、近江大橋を見て、膳所城址公園に着きました。
 表門や白壁の前には赤やピンク、白のツツジが咲いています。美しい青紅葉を見ながら休憩です。
 その後も湖岸を歩きます。
2人乗りの小舟に竿を数本立てて釣りをしている人もいます。
   瀬田の唐橋手前の藤棚の下で一休みです。今年は藤の花が例年より早く咲いているようです。
 瀬田川の岸を螢谷公園まで歩いているとピンク色のハナミズキが目に止まりました。
 石山寺には12時30分頃に着きました。
 今日は牛玉さんの日です。骨董品や苗木、山菜、果物などの露天が並んでいます。参加の皆さんも買い求めています。藤棚の下でしじみ汁を美味しそうに飲んでいる人もいました。
 石山寺に入って見ると、あお若葉とオレンジ色のキリシマツツジが上手く溶け合っていて、しばらく眺めていました。
 5月16日(火)「大津なぎさウオーク(深緑の山々を眺め初夏の風を感じて)大津駅~石山駅12km」は、大津駅9時30分集合で実施します。
 皆様多数の参加をお待ちしています。

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なぎさ公園を歩く


芝桜の前で休憩


満開の芝桜



膳所城址公園で休憩


粟津付近を歩く


藤棚の下で休憩
   
ミシガンに出会う


近江大橋の近くを歩く


青紅葉の下で休憩


晴嵐付近を歩く


螢谷の近くを歩く


青紅葉の石山寺
 
    ビューポイント 
 
石山寺
 東寺真言宗の大本山で山号を「石光山」といい、西国三十三ヶ所霊場の第13番札所。天平19年(747)聖武天皇が東大寺造営の際、大仏鋳造用の黄金発掘の祈願のため、良弁に念持仏を祀らせたのに始まる。平安時代には菅原道真の孫淳祐により真言密教道場として中興。この頃から貴族の参詣参
   籠が相次ぎ、物見遊山を兼ねた`石山詣`が盛んに行われた。平安文学の格好の舞台ともなり、紫式部が寺に籠もって源氏物語の構想を練った、などというエピソードが伝えられている。境内には珪灰石が露出し、本堂や多宝塔等の諸堂宇と調和し、梅・桜・ツツジ・牡丹・紅葉など季節の花にも映え、近江八景の一つ`石山の秋月`で月の名所でもある。


 琵琶湖一周健康ウオーキング2023① 大津駅~堅田駅 18km
2023年4月16日(日)  晴れ   241名
大津駅~大津港~びわ湖大津館~唐崎苑~坂本城址碑~比叡山坂本駅~おごと温泉観光公園~天神川~堅田駅

 前日の雨も止み、朝から晴れ模様です。2023度第1回目の琵琶湖一周健康ウオーキングです。多くの参加者で大津駅前広場はいつも以上に活気があり、受付は長い列ができました。
 会長の挨拶とコース説明の後の準備体操では大津駅の助役さんも参加していただき一所懸命身体を動かしておられました。集合写真を撮った後、2班に分かれてスタートしました。
大津港まで歩いて休憩です。浜大津からずっと国道161を歩きます。びわ湖大津館でしばらく休憩です。柳が崎の湖岸を歩きます。釣りをしている人がいます。
柳川にたくさんの鮎が泳いでいます。国道161に出て陸上自衛隊大津駐屯地前を通り唐崎神社近くの唐崎苑で休憩です。沿道にはピンクのツツジが咲き始め、チューリップやハナミズキも見られました。山を見れば
美しい緑色になっています。
   湖岸の山王鳥居を見て、北国街道をしばらく歩きます。
 右に坂本城址碑がありました。湖西線の側道を歩き、B班は比叡山坂本駅前の石積み公園で昼食です。
 おごと温泉観光公園まで歩き、A班はここで昼食休憩です。
 仰木口交差点を曲がり、中道を歩いて堅田駅にゴールしました。本日はお疲れ様でした。
 次回は、5月21日(日)に「琵琶湖一周健康ウオーキング2023②堅田駅~近江八幡駅16km・22km」を実施します。 堅田駅を利用される方は、9時30分までに受付を終えて、バスで「ピエリ守山港」(約10分)まで行ってください。
 守山駅を利用される方は、受付は「ピエリ守山港」です。集合時間はどちらも10時30分です。
 皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付は長い行列   大津駅で


準備体操


大津港を出発


びわ湖大津館を出る


唐崎苑で休憩



雄琴界隈を歩く
   
志村会長あいさつ



参加の皆さん



柳が崎の湖岸を歩く


石積み公園で昼食



北国街道下阪本界隈を歩く


おごと温泉観光公園で休憩

  ビューポイント  
 
坂本城址碑
 信長の命により、明智光秀が築城した「坂本城」も10年後には本能寺の変の後、「山﨑の合戦」で光秀が敗れ、坂本城も落城した。坂本城廃城後、城跡は整備され田畑や住宅地となり、その位置や規模などは不明で、幻の城となってしま
 
   った。ただ、江戸時代から城が東南寺という寺付近にあったらしいと言われていたが、実際、東南寺の少し北側には明智一族の墓と伝えられている明智塚が、今もねんごろに祀られている。琵琶湖の渇水時には、湖中に残る坂本城の石垣が現われ、当時の面影を時折、覗かせる。 


 第9回海津大崎・観桜の道
2023年4月9日(日)  晴れ   99名
マキノ駅~清水の桜~海津~海津大崎~湖のテラス~マキノ駅

 風の強い日でしたが、青空が広がり、とても気持ちよく歩くことができました。街道筋の色鮮やかなチューリップが我々を迎えてくれているようです。
 清水の一本桜も、見頃は過ぎていましたが、山里に咲いている黄色のたんぽぽとピンクや白のハナモモがうまく溶け合っていました。山を見上げると、ドウタンツツジが美しい色模様を呈していました。
 若狭(小浜)元守護の武田元明の墓碑がある宝瞳院を訪れた後は、いよいよ海津です。桜は見頃を過ぎていましたが、キラキラと輝くびわ湖の景観を湖岸を歩いて楽しみました。
 奥びわこには約3200本の桜並木が続いており、その8割以上のソメイヨシノが、カビの一種であるタフリナ菌による伝染病である「てんぐす病」に感染していることが分かって
  います。それで、てんぐす病に強く花がソメイヨシノに類似するジンダイアケボノや、この地域に自生するエドヒガン、ヤマザクラなどへの植替えも進めているそうです。
 大崎寺で昼食です。大崎港の土産物店前のしだれ桜がとてもきれいでした。
 帰路、湖魚の佃煮を買い求め、ゴールのマキノ駅には1時25分頃に到着しました。
 本日は、満開の桜は見られなかったですが、好天気に恵まれ真っ盛りの春を感じることができたウオークになったのではないでしょうか。
 5月13日(土)~5月14日(日)には第31回びわ湖・長浜ツーデーマーチがあります。皆さま多数の参加をお待ちしています。

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準備体操  マキノ駅前広場で


参加の皆さん


宝瞳院の前で


清水の桜を見上げる


しばらく休憩


足取りも軽く爽やかにウオーク
   
参加の皆さん



マキノ駅を出発


ピンクと白のハナモモの前を歩く


海津大崎の湖岸を歩く


大崎港土産物店前のしだれ桜


浜辺で休憩

  ビューポイント  

 清水の桜
 海津大崎並木口から北へ約1km、海津の墓地の中に1本の老樹「清水の桜」がある。樹種はアズマヒガンザクラ。樹齢300年以上といわれ、水上勉の小説「桜守」の中でも称賛されている。加賀藩前田侯が上洛の折、何度もこの桜を愛でたことから「見返りの桜」とも呼ばれている。海津大崎の桜より少し早く満開見頃を迎える。
海津の街並み
 山が琵琶湖に迫り、湖岸沿いを西近江路が通るマキノ町の海津は、湖上水運と陸路を結ぶ交通の要衝でした。
 街道沿いにはかつての賑わいを伝える建物が残され、石積みや、街道と水辺を結ぶ辻子とよばれる細い通路が独特の景観を作り出している。
海津浜の石積み
 海津大崎の付け根から南へ、切石を整然と重ねた石積み護岸が約1.2kmに渡って伸びている。高さは2.5~3m。季節風や台風で生じる大波に苦しむ湖岸の人々のために18世紀初め、この地を治めていた代官によって築かれた。
 
   
 この湖岸の石積みをはじめ、河川や内湖、共同井戸、知内川で続けられている伝統的なヤナ漁など、多様な水文化が存在するマキノ町海津・西浜・知内の水辺景観が、平成20年全国で5番目の重要文化的景観に指定された。
海津大崎
 「日本のさくら名所百選」にも選ばれている海津大崎の桜。樹齢80年を優に超える老桜から次世代へ引き継ぐ若木まで約800本のソメイヨシノがびわ湖岸約4kmに渡って続いている。
 また海津大崎はびわ湖随一の岩礁と湖の碧、遠くに竹生島が見える景勝地である。
義経の隠岩
 海津大崎の少し手前の湖岸にある。義経が兄の頼朝に追われる身となり、奥州平泉に逃れる時、この岩に隠れたといわれている。
 海津付近に上陸し、一時身を隠して北国へ逃れていったことを謡曲「安宅」の一節に謡われている 。


   足に優しい草津川・観桜の道小関越え・観桜の道
2023年4月5日(水)  曇り   94名
南草津駅~矢橋帰帆島~草津川右岸の桜並木~立木神社~de愛広場~草津駅

  南草津駅西口公園で準備体操をし、集合写真を摂った後出発しました。県道をしばらく歩き、草津川左岸を観歩します。所々、菜の花が咲き、足元には黄色のタンポポや綿毛のたんぽぽが咲いています。モンシロチョウやモンキチョウも飛んでいます。レンゲ草も見られ春の息吹が感じられます。草津川に目をやると、バシャバシャと音が聞こえてきました。数匹の鯉が入り乱れて飛び跳ねています。産卵です。珍しい光景に出会いました。
 桜は見頃を過ぎていましたが、今日は二十四節気では「清明」に当たる日で、まさしくそれを実感しました。
 
   矢橋大橋を渡り帰帆島の公園で休憩です。
次は、草津川右岸を対岸の桜を観ながら歩きます。桜の下にはしろつめぐさが遠くまで咲いています。
チューリップや蘭、白いドウタンツツジも咲いています。
 立木神社で休憩の後、旧東海道を歩き、太田酒造の前を通りゴールのde愛広場に12時40分頃に着きました。周囲の桜を観ながら昼食を摂りました
本日はお疲れ様でした。
 
次回は、4月9日(日)「海津大崎・観桜の道 マキノ駅~マキノ駅10km」をマキノ駅10時集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。

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受付  南草津駅西口公園で


草津川左岸を歩く


矢橋帰帆島公園で休憩


農道を歩く


太田酒造の前を通る
   
参加の皆さん


田んぼ道を歩く


草津川左岸を歩く


立木神社で休憩


de愛広場で昼食

   ビューポイント

立木神社
 立木神社の創建は古く、縁起よると今から約千二百数十年前の称徳天皇(第48代)神護景雲元年(767年)のこと、御祭神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)が常陸国(ひたちのくに)の鹿島神宮を白鹿に乗り、旅に出られ(古来始めて旅立つ事を鹿島立ちと云うのはこの縁による)、諸国を経てこの地に到着されました。そして手に持たれた柿の鞭を社殿近くに刺されこう言われたそうです。「この木が生えつくならば吾永く大和国三笠の山(今の春日大社)に鎮まらん」すると、その後不思議にも柿の木は生え付き枝葉が茂り出しました。里人はこの木を崇め神殿を建て、社名を立木
  神社と称したのが始まりと伝えられています。
草津川跡地公園(de愛広場)
 
旧草津川は川床が民家の屋根よりも高い全国的にも有名な天井川でした。廃川となり、川としての役目を終えた草津川ですが、平成29年4月に草津川跡地公園として生まれ変わりました。四季の移り変わりを感じられる緑あふれる公園です。公園内にはイタリアンレストランや、カフェ、ホットヨガスタジオもあり、川の流れのあった場所に東西に長く続く公園は、家族連れや、ウオーキングを楽しむ方にも好評です。琵琶湖へと続くサイクルロードも通じており、春ともなると桜並木の下でお花見が楽しめます。


  小関越え・観桜の道
2023年4月2日(日)  晴れ   127名
大津駅~長等公園~小関越え~藤尾奥町~一燈園~天智天皇御陵~日ノ岡~琵琶湖疏水~蹴上駅

 朝から好天気に恵まれ最高のウオーキング日和になりました。大津駅長さんから励ましの言葉をいただき、赤や黄色のチューリップに見送られて大津駅を出発しました。
 大津日赤の前を通り、長等公園から少し下りたところを左折し、小関町に入ります。住宅地の細い道を通り、峠へ向かいます。時折、鶯の鳴く声が聞こえます。やがて住宅がなくなり、急坂を上っていくと地蔵堂がある小関峠です。
 小関峠から左の小路を下っていき、水道施設を過ぎると第一竪抗が見えてきました。深さは約50mあり、ここから琵琶湖へ掘り進めたそうです。
 菜の花によく似た黄色のカラシナが咲いています。
 第一竪抗を過ぎると普門寺の先で、西大津バイパスを潜ります。藤尾地区です。川沿いを歩いて行き、やがて疏水が第1トンネルから出たところに着きました。一燈園を過ぎて疏水沿いを永興寺近くまで歩きます。
 ピンクのしだれ桜も咲いています。疏水に目をやると、所々桜の花びらが流れています。青紅葉もきれいです。
 
   安朱橋周辺は、黄色い菜の花とピンクの桜がうまくコラボし、とても美しい光景です。
 多くの方がシャッターを切っていました。
 急な階段を上って毘沙門堂に行きます。しだれ桜の前で若いカップルが仲睦まじく写真撮影に応じています。
 永興寺近くの公園で昼食休憩です。満開の桜の花びらが風で舞っています。子どもが吹くシャボン玉が風になびき幻想的な光景です。
 疏水と分かれ、坂を下り、国道に出て日ノ岡供養塔の前を通り、1時35分頃にゴールの蹴上駅近くに着きました。
 解散後、インクラインや南禅寺まで行かれる方が多かったです。
 本日はお疲れ様でした。今回は疏水船に出会わなかったことが心残りでした。
 次回は、4月5日(水)「足に優しい草津川・観桜の道 南草津駅~草津駅13km」を南草津駅9時30分集合で実施します。皆さま多数の参加をお待ちしています。

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大津駅長あいさつ


琵琶湖疏水沿いを歩く


満開の桜の下で休憩


春爛漫のウオーク


お腹も心も満たされて
   
小関峠を歩く



心も踊るお花見が続く


桜と菜の花のコラボ


毘沙門堂のしだれ桜に見入る


湖面を流れる花びらを見ながらウオーク

  ビューポイント

 小関越え
 京都市山科区四ノ宮鎌手町と大津市小関町の間の峠。平安時代に東海道・東山道が逢坂の関(大関)に対し、北陸道のみが通る小関越えは間接的な意味合いで小関とされたようである。
琵琶湖疏水
 琵琶湖の湖水を西側に隣接する京都市へ流すために、明治期に当時の最高技術を駆使して造成された水路(運河)で、大津市内にありながら疏水付近は、いわゆる飛地として京都市になっている。湖水は、日本初の営業用水力発電源となり、京都市電の前身である京都電気鉄道の電力を初め、水運や京都の産業全般に運用されて今日に至っている。
一燈園
 西田天香によって明治末期に設立された懺悔奉仕団体。
  京都市山科区に本部を置く。宗教法人格はもたず、法人格と
しての正式名称は一般財団法人懺悔奉仕光泉林。
毘沙門堂

 毘沙門堂は天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹である。ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることからこの名がある。
 創建は大宝3年文武天皇の勅願で僧行基によって開かれた
。当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺といった。
 その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文5年(1665)、山科安朱の地に再建。後西天皇の皇子公井法親王が入寺してより門跡寺院となった。伝教大師が唐より将来された鎭将夜叉法という行法は、天台五箇大法のひとつとして当門跡だ けに伝わる秘宝である。


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