マキノ駅の改札を出ると満開のチューリップが迎えてくれました。準備体操の後、出発です。
前方の山には山桜が咲いています。西浜を通り宝憧院を訪れた後は、満開の清水の桜を鑑賞しました。途中、土手にはタンポポや土筆が咲き、ピンクのハナモモもきれいでした。
海津に出て湖岸沿いを歩き海津大崎に向かいます。サイクリング車やバイクで繰り出す人も目立ちます。満開の桜の下では大勢の花見客で賑わっています。
青空と白い雲と、桜、湖上に繰り出すカラフルなカヌーやボートのコントラストが素敵です。
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しばらく歩いていると一機のパラグライダーが大空を滑空しています。とても気持ちよさそうです。
桜のトンネルを潜り海津大崎に着きました。観光船が停泊し、土産物店から流れる音楽が一層気持ちを高揚させてくれます。大崎寺の高台から満開の桜を鑑賞しながら昼食です。最高のランチタイムになりました。
いつもの湖魚の佃煮屋さんに立ち寄りマキノ駅にゴールしました。次回は、4月21日(日)に「源氏物語・宇治十帖を訪ねて JR宇治駅~JR宇治駅 12km」を宇治駅10時00分集合で実施します。皆様多数の参加をお待ちしています。 |
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チューリップのお出迎え マキノ駅で
参加のみなさん
カヌーに乗って桜を鑑賞
大崎寺で昼食
パラグライダ-で大空を滑空
満開の桜を見上げる
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準備体操
山里の桜
海津大崎港の桜
桜のトンネルを歩く
海津大崎港の桜
海津大崎をバックに集合写真
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●ビューポイント●
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清水の桜
海津大崎並木口から北へ約1km、海津の墓地の中に1本の老樹「清水の桜」がある。樹種はアズマヒガンザクラ。樹齢300年以上といわれ、水上勉の小説「桜守」の中でも称賛されている。加賀藩前田侯が上洛の折、何度もこの桜を愛でたことから「見返りの桜」とも呼ばれている。海津大崎の桜より少し早く満開見頃を迎える。
海津大崎
「日本のさくら名所百選」にも選ばれている海津大崎の桜。樹齢80年を優に超える老桜から次世代へ引き継ぐ若木まで約800本のソメイヨシノがびわ湖岸約4kmに渡って続いている。
また海津大崎はびわ湖随一の岩礁と湖の碧、遠くに竹生島が見える景勝地である。
義経の隠岩
海津大崎の少し手前の湖岸にある。義経が兄の頼朝に追われる身となり、奥州平泉に逃れる時、この岩に隠れたといわ |
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れている。海津付近に上陸し、一時身を隠して北国へ逃れていったことを謡曲「安宅」の一節に謡われている 。
海津の街並み 山が琵琶湖に迫り、湖岸沿いを西近江路が通るマキノ町の海津は、湖上水運と陸路を結ぶ交通の要衝でした。
街道沿いにはかつての賑わいを伝える建物が残され、石積みや、街道と水辺を結ぶ辻子とよばれる細い通路が独特の景観を作り出している。
海津浜の石積み
海津大崎の付け根から南へ、切石を整然と重ねた石積み護岸が約1.2kmに渡って伸びている。高さは2.5~3m。季節風や台風で生じる大波に苦しむ湖岸の人々のために18世紀初め、この地を治めていた代官によって築かれた。
この湖岸の石積みをはじめ、河川や内湖、共同井戸、知内川で続けられている伝統的なヤナ漁など、多様な水文化が存在するマキノ町海津・西浜・知内の水辺景観が、平成20年全国で5番目の重要文化的景観に指定された。 |